灰坊という人は、大金持ちの家に何十年も人夫として働いていた。いつも竈の傍で暮らしていたので
人々から笑われていた。その家の娘は灰坊が好きになり、いくら金持ちの家から望まれても嫁に行こうとし
ないので、その家の主人は召使の中に好きなものがいるだろうと思い、召使を集めて好きな男にマリを投げ
つけるように言った。すると、娘は灰坊にマリを投げつけた。それで親はがっかりしたが娘の婿にした。そ
の金持ちの家には、何人もの婿がいた。婿が来た時には、遠い灰坊にはお茶を飲ませ、近い婿には御馳走を
食べさせた。それで灰坊が怒ると、親はこんどは御馳走を食べさせ、帰る時には宝を持たせた。灰坊は帰り
道で鴨を見つけたので、その宝を鴨にぶっつけた。嫁は何故宝を持って来なかったかと言うと、そんなのは
いくらでもあると言うので、見ると本当にその宝がいっぱいあったので、大変金持ちになった。
| レコード番号 | 47O420835 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C025 |
| 決定題名 | 灰坊(共通語) |
| 話者がつけた題名 | フぇーバー |
| 話者名 | 金城珍明 |
| 話者名かな | きんじょうちんめい |
| 生年月日 | 18990210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市喜屋武 |
| 記録日 | 19800804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T23 A5 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市の民話ふるさとの昔ばなし142頁 |
| キーワード | 灰坊,召使い,まり,ご馳走,宝,鴨,婿 |
| 梗概(こうがい) | 灰坊という人は、大金持ちの家に何十年も人夫として働いていた。いつも竈の傍で暮らしていたので 人々から笑われていた。その家の娘は灰坊が好きになり、いくら金持ちの家から望まれても嫁に行こうとし ないので、その家の主人は召使の中に好きなものがいるだろうと思い、召使を集めて好きな男にマリを投げ つけるように言った。すると、娘は灰坊にマリを投げつけた。それで親はがっかりしたが娘の婿にした。そ の金持ちの家には、何人もの婿がいた。婿が来た時には、遠い灰坊にはお茶を飲ませ、近い婿には御馳走を 食べさせた。それで灰坊が怒ると、親はこんどは御馳走を食べさせ、帰る時には宝を持たせた。灰坊は帰り 道で鴨を見つけたので、その宝を鴨にぶっつけた。嫁は何故宝を持って来なかったかと言うと、そんなのは いくらでもあると言うので、見ると本当にその宝がいっぱいあったので、大変金持ちになった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:43 |
| 物語の時間数 | 5:43 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |