沖縄が中国につくか、日本につくか二つに分かれて争っていた時、義村御殿は中国につく方だった。ところが、沖縄は日本につくことになったので、義村御殿の主人は中国にわたり、福州ノアモイで亡くなった。沖縄にいた息子が中国まで父の遺骨を取りに行った。その息子は中国から帰ったあと、毎朝庭で空手のけいこをしていた。その最中に女中が、「按司前、按司前、大変です。下男が腹が痛いと苦しんでいます」と知らせに来た。空手の稽古をして汗をかいていたので、脇の下に手を入れて、そこの垢を丸め、それを持って行って、「これは私が中国に行ったときに、持って帰った特別な薬だ。これを飲めばどんな腹痛もすぐ治る」と言って、下男に飲ませると、下男は腹の中のものをすべて戻してしまい、腹の痛みは治った。
| レコード番号 | 47O420770 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C023 |
| 決定題名 | 義村御殿の脇丸(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 義村御殿の脇丸 |
| 話者名 | 松本力 |
| 話者名かな | まつもとりき |
| 生年月日 | 18970405 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800504 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T20 A14 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 中国,日本,義村御殿,福州,アモイ,垢 |
| 梗概(こうがい) | 沖縄が中国につくか、日本につくか二つに分かれて争っていた時、義村御殿は中国につく方だった。ところが、沖縄は日本につくことになったので、義村御殿の主人は中国にわたり、福州ノアモイで亡くなった。沖縄にいた息子が中国まで父の遺骨を取りに行った。その息子は中国から帰ったあと、毎朝庭で空手のけいこをしていた。その最中に女中が、「按司前、按司前、大変です。下男が腹が痛いと苦しんでいます」と知らせに来た。空手の稽古をして汗をかいていたので、脇の下に手を入れて、そこの垢を丸め、それを持って行って、「これは私が中国に行ったときに、持って帰った特別な薬だ。これを飲めばどんな腹痛もすぐ治る」と言って、下男に飲ませると、下男は腹の中のものをすべて戻してしまい、腹の痛みは治った。 |
| 全体の記録時間数 | 3:48 |
| 物語の時間数 | 3:48 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |