天願の学者とブシ(共通語)

概要

昔は、どこの部落も組踊というのはあるんですよ。天願がよその部落に踊りに行くのと、読谷山間切長浜がよそに踊りに行くのとが、道中で出会ったそうです。昔の礼儀としては、そこで勝つものがその道を通り、負けた者は来た道を戻って、出直すということであったそうです。それで、天願が読谷に歌がけをしたそうですね、まず、アガリイチという学者がね、歌を作ったそうです。『天願の島は、天に願立てぃてぃ、長浜の島は、な、ぬちちりさ。〔天願の島は、天に願い立てして、長浜の島は、もう、命がないさ〕。』と、紙に書いて長浜の踊りをやっているところに持って行ったそうです。その歌からしても、長浜は、「負けだな。」というふうに思った。それから、ハーガーニーという武士がですね、旗頭の上へ登ってね、空手を使ったからね、「天願には武士も学者も偉いのが居るから、太刀打ちできない。」と言って、長浜の部落の踊りは帰って、天願の踊りはその道を通って行ったという話もあったですね。

再生時間:3:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O420755
CD番号 47O42C023
決定題名 天願の学者とブシ(共通語)
話者がつけた題名 村踊りの話
話者名 徳田永光
話者名かな とくだえいこう
生年月日 19060118
性別
出身地 具志川市字天願
記録日 19800504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T19 B1
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 天願の年寄たちから聞いた。
文字化資料 具志川市史第3巻上134頁
キーワード 組踊り,読谷,長浜,アガリイチ,学者,ブシ,
梗概(こうがい) 昔は、どこの部落も組踊というのはあるんですよ。天願がよその部落に踊りに行くのと、読谷山間切長浜がよそに踊りに行くのとが、道中で出会ったそうです。昔の礼儀としては、そこで勝つものがその道を通り、負けた者は来た道を戻って、出直すということであったそうです。それで、天願が読谷に歌がけをしたそうですね、まず、アガリイチという学者がね、歌を作ったそうです。『天願の島は、天に願立てぃてぃ、長浜の島は、な、ぬちちりさ。〔天願の島は、天に願い立てして、長浜の島は、もう、命がないさ〕。』と、紙に書いて長浜の踊りをやっているところに持って行ったそうです。その歌からしても、長浜は、「負けだな。」というふうに思った。それから、ハーガーニーという武士がですね、旗頭の上へ登ってね、空手を使ったからね、「天願には武士も学者も偉いのが居るから、太刀打ちできない。」と言って、長浜の部落の踊りは帰って、天願の踊りはその道を通って行ったという話もあったですね。
全体の記録時間数 3:22
物語の時間数 3:22
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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