正月の九日の夜(大みそか)、女中が外に出て薪を抱いてくるとき、後の方から盗人がついて入るのを上の座から主人が見ていた。主人は六人家族であるが、七人分の夕食を準備するようにいう。女中は訳をきくが、主人はそれでも準備させる。主人は、ティーリーの下に隠れている盗人を連れてきて、訳を聞く。盗人は「私には妻がなく、四人の子どもがいる、夕飯がないので、ここの家族が寝てから肉やご飯を持って帰り正月をしようと考えた」という。主人は盗人にたくさん食べさせ、肉やご飯も持たせた。主人は話が本当かどうか下男に後をつけさせ、盗人のいうことが本当だとわかった。その盗人は天に向かって、「海の潮は減っても城間仲の富は栄えてください、今度の正月は助かった」と言った。それで、城間仲は今も栄えているという。
| レコード番号 | 47O420683 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C021 |
| 決定題名 | 城間仲 大歳の盗人(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 天願ツル |
| 話者名かな | てんがんつる |
| 生年月日 | 19061110 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市具志川 |
| 記録日 | 19800504 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T17 B2 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 正月九日の夜,薪,城間仲,盗人, |
| 梗概(こうがい) | 正月の九日の夜(大みそか)、女中が外に出て薪を抱いてくるとき、後の方から盗人がついて入るのを上の座から主人が見ていた。主人は六人家族であるが、七人分の夕食を準備するようにいう。女中は訳をきくが、主人はそれでも準備させる。主人は、ティーリーの下に隠れている盗人を連れてきて、訳を聞く。盗人は「私には妻がなく、四人の子どもがいる、夕飯がないので、ここの家族が寝てから肉やご飯を持って帰り正月をしようと考えた」という。主人は盗人にたくさん食べさせ、肉やご飯も持たせた。主人は話が本当かどうか下男に後をつけさせ、盗人のいうことが本当だとわかった。その盗人は天に向かって、「海の潮は減っても城間仲の富は栄えてください、今度の正月は助かった」と言った。それで、城間仲は今も栄えているという。 |
| 全体の記録時間数 | 3:18 |
| 物語の時間数 | 3:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |