田場大工 漏れない楔(シマグチ)

概要

昔から粗い仕事をしても田場大工、細かくても田場大工という。田場大工は田場の出身かどうかは知らないが、首里のカラハーフーをつくらそうと、田場大工に頼んでみると、2,3日刃物しか研いでいなかった。それで、田場大工に頼んでいたら、家が仕上がらないと考え、彼にその仕事を変われというと、ナタで楔を二つくっつけて、リングムイに投げ入れた。だた、縊ってあっただけであったが。あとからくる大工にそれを見せなさいと言い残して、去っていった。あとから来た大工がそれをみると、ただひもで結わえてあるだけなのに、何日たっても楔には水が入ってない。そんなに上手な大工さえこの家を造れないなら、私にできるはずがないと言って、帰っていった。それから、田場大工が作るようになった。

再生時間:3:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O420615
CD番号 47O42C019
決定題名 田場大工 漏れない楔(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安慶名カマド
話者名かな あげなかまど
生年月日 19091225
性別
出身地 具志川市宇堅
記録日 19800504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T16 A2
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 田場大工,クサビ,カラハーフー,首里,リングムイ,ナタ
梗概(こうがい) 昔から粗い仕事をしても田場大工、細かくても田場大工という。田場大工は田場の出身かどうかは知らないが、首里のカラハーフーをつくらそうと、田場大工に頼んでみると、2,3日刃物しか研いでいなかった。それで、田場大工に頼んでいたら、家が仕上がらないと考え、彼にその仕事を変われというと、ナタで楔を二つくっつけて、リングムイに投げ入れた。だた、縊ってあっただけであったが。あとからくる大工にそれを見せなさいと言い残して、去っていった。あとから来た大工がそれをみると、ただひもで結わえてあるだけなのに、何日たっても楔には水が入ってない。そんなに上手な大工さえこの家を造れないなら、私にできるはずがないと言って、帰っていった。それから、田場大工が作るようになった。
全体の記録時間数 3:19
物語の時間数 3:19
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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