城間仲 大歳の盗人(シマグチ)

概要

九日の日に、あまりに貧乏人なので、米を買うお金もなく、肉を買う金もないので、城間仲の家から盗んでいくことにして、床下に隠れていた。隠れているのを主人は知っていた。女中が主人の部屋に食事を持っていくと、「もう一つ持ってこい」と言うので、女中はなぜ一人しかいないのに、もう一る持って来いと言うのかと思った。主人は床下の盗人に向って、「お前には事情があるはずだ、出てきて理由を聞かせてくれ、お前は盗人ではないはずだ、思っていることは全て聞かしてくれ」と言うと、この盗人は恥を忍んで、主人の前へ出て行った。そして、「明日は九日の日だけれど、米も肉もなく、子どもたちは明日は正月だ、正月だと言うが、食べるものもないので、城間仲に頼らなくては正月はできないと思い、こうして床下に隠れていたのだ」と言った。主人は「そんな事情があったのなら、おまえは盗人ではないから」と言って肉も米も持たせた。盗人はそれを家に担いでいき、今度の正月は城間仲のおかげでやることができたので、城間仲はいつまでも栄えてくださいと拝んだ。それで城間仲はいつまでも栄えた。

再生時間:3:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O420532
CD番号 47O42C016
決定題名 城間仲 大歳の盗人(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安慶名永盛
話者名かな あげなえいせい
生年月日 19060430
性別 男 
出身地 具志川市字具志川
記録日 19800220
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T13 B1
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 九日,貧乏人,米,肉,城間仲,床下,食事,女中,正月,
梗概(こうがい) 九日の日に、あまりに貧乏人なので、米を買うお金もなく、肉を買う金もないので、城間仲の家から盗んでいくことにして、床下に隠れていた。隠れているのを主人は知っていた。女中が主人の部屋に食事を持っていくと、「もう一つ持ってこい」と言うので、女中はなぜ一人しかいないのに、もう一る持って来いと言うのかと思った。主人は床下の盗人に向って、「お前には事情があるはずだ、出てきて理由を聞かせてくれ、お前は盗人ではないはずだ、思っていることは全て聞かしてくれ」と言うと、この盗人は恥を忍んで、主人の前へ出て行った。そして、「明日は九日の日だけれど、米も肉もなく、子どもたちは明日は正月だ、正月だと言うが、食べるものもないので、城間仲に頼らなくては正月はできないと思い、こうして床下に隠れていたのだ」と言った。主人は「そんな事情があったのなら、おまえは盗人ではないから」と言って肉も米も持たせた。盗人はそれを家に担いでいき、今度の正月は城間仲のおかげでやることができたので、城間仲はいつまでも栄えてくださいと拝んだ。それで城間仲はいつまでも栄えた。
全体の記録時間数 3:50
物語の時間数 3:50
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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