昔々、薩摩の殿様から沖縄にどれほどの優れ者がいるかと、沖縄の人物を試すために、三つの難題が出された。沖縄には、摂政・三司官・表十五人というと今の総理大臣みたいに地位の高い、沖縄のことを協議しる人たちがおられた。薩摩からの三つの難題事というのは、一つは灰縄を持ってこいということ、次は雄鶏の卵を持ってこい、最後に那覇にニシムイといって大きなムイ(森)があるでしょう、それを壊して持ってこいと。そこで、摂政・三司官・表十五人が集まり、頭をひねっても誰も分かる人はいない。また、薩摩に行って、難題を返答する役はモーイの父親、伊野波親方がやることになった。モーイの父親は、家に帰って頭をひねってモーイに、「今日は大変なことをいいつかってしまったよ」と言った。「どうしたんですか」と尋ねると、「薩摩の殿様から、沖縄に三つのフトゥチムン(難題)を解いてこいとなげかけられているが、私にはどうしても分からない」と。「その三つのフトゥチムンというのはなんのことですか」とたずねると、「灰縄を持ってこい。雄鶏の卵を持ってこい。那覇にあるニシヌムイ、…後略…
| レコード番号 | 47O420528 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C016 |
| 決定題名 | モーイ親方 難題 一日殿様(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安慶名永盛 |
| 話者名かな | あげなえいせい |
| 生年月日 | 19060430 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800220 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T13 A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下540頁 |
| キーワード | 薩摩の殿様,難題,モーイ,灰縄,雄鶏の卵,ニシムイ,摂政三司官,表十五人 |
| 梗概(こうがい) | 昔々、薩摩の殿様から沖縄にどれほどの優れ者がいるかと、沖縄の人物を試すために、三つの難題が出された。沖縄には、摂政・三司官・表十五人というと今の総理大臣みたいに地位の高い、沖縄のことを協議しる人たちがおられた。薩摩からの三つの難題事というのは、一つは灰縄を持ってこいということ、次は雄鶏の卵を持ってこい、最後に那覇にニシムイといって大きなムイ(森)があるでしょう、それを壊して持ってこいと。そこで、摂政・三司官・表十五人が集まり、頭をひねっても誰も分かる人はいない。また、薩摩に行って、難題を返答する役はモーイの父親、伊野波親方がやることになった。モーイの父親は、家に帰って頭をひねってモーイに、「今日は大変なことをいいつかってしまったよ」と言った。「どうしたんですか」と尋ねると、「薩摩の殿様から、沖縄に三つのフトゥチムン(難題)を解いてこいとなげかけられているが、私にはどうしても分からない」と。「その三つのフトゥチムンというのはなんのことですか」とたずねると、「灰縄を持ってこい。雄鶏の卵を持ってこい。那覇にあるニシヌムイ、…後略… |
| 全体の記録時間数 | 8:16 |
| 物語の時間数 | 8:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |