チョーフグンは七歳になるまで、母親のおなかの中に入っていた。あまり長く腹の中にいたので、母親は鉄クズを煎じて飲めば、子がおりるというので、鉄クズを飲んだりしていた。そうして、母親は私は死んでもいいから産まれてくれと言ったので、子は母のおなかを破って出てきた。その子は鎧かぶとの鉄になって生まれた。そうして、内地から戦が押し寄せてくるが、「生きて千人、死んで千人」といい、いくら弾を撃っても死ななかった。チョーフグンには、どこかに少し肉の所があったそうだ。最後に殺されるのであるが、喉が肉であったので、喉にカミソリを突きたてられ死んだ。その最後の力で片足は東海に片足は西の海に捨ててチョーフグンは死ぬ。さあ、大変だということで、死体を波上に飾る。そこへ敵が千人寄せてくるが、鳥がチョーフグンの喉から出る蛆を食べているのを見て、鳥に米を喰わせているのだと思い、チョーフグンの手にかかって死ぬよりは、海に落ちて死んだ方が良いと言って、敵は死んだ。
| レコード番号 | 47O420470 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C014 |
| 決定題名 | チョーフグン親方(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城普孫 |
| 話者名かな | みやぎふそん |
| 生年月日 | 19120103 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字栄野比 |
| 記録日 | 19800221 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T11 B2 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | チョーフグン,七歳,鉄クズ,生きて千人死んで千人,カミソリ,蛆,鳥 |
| 梗概(こうがい) | チョーフグンは七歳になるまで、母親のおなかの中に入っていた。あまり長く腹の中にいたので、母親は鉄クズを煎じて飲めば、子がおりるというので、鉄クズを飲んだりしていた。そうして、母親は私は死んでもいいから産まれてくれと言ったので、子は母のおなかを破って出てきた。その子は鎧かぶとの鉄になって生まれた。そうして、内地から戦が押し寄せてくるが、「生きて千人、死んで千人」といい、いくら弾を撃っても死ななかった。チョーフグンには、どこかに少し肉の所があったそうだ。最後に殺されるのであるが、喉が肉であったので、喉にカミソリを突きたてられ死んだ。その最後の力で片足は東海に片足は西の海に捨ててチョーフグンは死ぬ。さあ、大変だということで、死体を波上に飾る。そこへ敵が千人寄せてくるが、鳥がチョーフグンの喉から出る蛆を食べているのを見て、鳥に米を喰わせているのだと思い、チョーフグンの手にかかって死ぬよりは、海に落ちて死んだ方が良いと言って、敵は死んだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:30 |
| 物語の時間数 | 1:30 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |