偉い親方たちには、二号三号といわれる妾がおられた。本妻の子は言葉をしゃべらず、二号の子はハキハキとして動作も機敏であった。二号の味方が、「ものを言わない人を王に立ると国の面目に関わるので、ものを言わない人を王にしてはならない。もし、言葉をしゃべらないなら、おまえたちは打ち首だよ」と乳母とヤカーに言った。ヤカーは本妻の子に、「あなたが言葉をおっしゃれば、私は打ち首にならないのに」と言って心配した。二号の味方がきて、次男を王に立てると言ったので、その本妻の子は、「おい、ヤカー」と言葉をおっしゃった。本妻の子を王に立てることになり、それから、蕾のようなチーグー王といわれ、かぎやで風の歌がうまれた。
| レコード番号 | 47O420416 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C013 |
| 決定題名 | チーグー王(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 與古田孝明 |
| 話者名かな | よこだこうめい |
| 生年月日 | 18950220 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字栄野比 |
| 記録日 | 19800221 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T10 B7 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上591頁 |
| キーワード | チーグー王,二号,三号,妾,かぎやで風,乳母,本妻,蕾 |
| 梗概(こうがい) | 偉い親方たちには、二号三号といわれる妾がおられた。本妻の子は言葉をしゃべらず、二号の子はハキハキとして動作も機敏であった。二号の味方が、「ものを言わない人を王に立ると国の面目に関わるので、ものを言わない人を王にしてはならない。もし、言葉をしゃべらないなら、おまえたちは打ち首だよ」と乳母とヤカーに言った。ヤカーは本妻の子に、「あなたが言葉をおっしゃれば、私は打ち首にならないのに」と言って心配した。二号の味方がきて、次男を王に立てると言ったので、その本妻の子は、「おい、ヤカー」と言葉をおっしゃった。本妻の子を王に立てることになり、それから、蕾のようなチーグー王といわれ、かぎやで風の歌がうまれた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:24 |
| 物語の時間数 | 4:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |