昔、クラー小という質素で色気のない鳥とカーミントゥ小という非常にきれいな鳥がいた。親が病気なので来てくれという知らせを聞いて、雀は着物を作る白い糸(カナ)をそのまま首にかけて急いで親の見舞いに行った。その時の糸が雀の首の白い毛である。一方カーミントゥ小はきれいに着物を作って着飾っていったので、それまでに親は危篤状態になっていた。それで親の遺言にクラー小は親孝行者だから、親の死んだ後も、倉のまわりや家の周りで米などを食べて過ごしなさい、と言われた。カーミントゥ小は親不孝者だから、海や山で暮らしなさいといわれ、同じ兄弟の中にもこんなにへだてが出来たという伝えがある。また、カーミントゥ小は親を川や海の側に葬り後悔して鳴いている。
| レコード番号 | 47O420394 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C012 |
| 決定題名 | 雀孝行(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 義田千代 |
| 話者名かな | よしだちよ |
| 生年月日 | 19120811 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800220 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T10 A2 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | 昔の話に |
| 伝承事情 | お年寄りから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | クラー小,カーミントゥ小,雀,着物,白い糸,親,見舞い,危篤,倉,米 |
| 梗概(こうがい) | 昔、クラー小という質素で色気のない鳥とカーミントゥ小という非常にきれいな鳥がいた。親が病気なので来てくれという知らせを聞いて、雀は着物を作る白い糸(カナ)をそのまま首にかけて急いで親の見舞いに行った。その時の糸が雀の首の白い毛である。一方カーミントゥ小はきれいに着物を作って着飾っていったので、それまでに親は危篤状態になっていた。それで親の遺言にクラー小は親孝行者だから、親の死んだ後も、倉のまわりや家の周りで米などを食べて過ごしなさい、と言われた。カーミントゥ小は親不孝者だから、海や山で暮らしなさいといわれ、同じ兄弟の中にもこんなにへだてが出来たという伝えがある。また、カーミントゥ小は親を川や海の側に葬り後悔して鳴いている。 |
| 全体の記録時間数 | 4:44 |
| 物語の時間数 | 4:44 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |