モーイは志多伯の娘を妻にした。自分の妻になる娘を見ようと思い、タウチーを持って行って、庭に放した。そして、私に鶏が逃げたというと、妻になる娘が出てきた。モーイは娘を見たから家に帰っていった。そこの父親が、「あんな馬鹿みたいな者に娘はやれない、断っておいで、こんなところで鶏を放すぐらいだから」と言った。モーイは針を作って門の側に立っていて、娘の父親の髪に引っかけた。「どうしたのか、はずしなさい」と言うと、「かけた縁がはずれるか、お父さん」と言ったので、「それでは娘をやるから、はずしなさい」と。モーイのお父さんは、「お前は何をしに行ったのか」と聞いたので、「お父さんは生ものを買うときは、見てから買うでしょう、妻は一生の妻だから、見て買うものだ、あなたが生ものを買うのと同じだ」と言ったそうだ。
| レコード番号 | 47O420374 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C012 |
| 決定題名 | モーイ親方 嫁釣り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田金吾 |
| 話者名かな | とくだきんご |
| 生年月日 | 18921124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T9 A22 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 首里のおじいさんから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | モーイ,志多伯,タウチー,鶏,針,嫁 |
| 梗概(こうがい) | モーイは志多伯の娘を妻にした。自分の妻になる娘を見ようと思い、タウチーを持って行って、庭に放した。そして、私に鶏が逃げたというと、妻になる娘が出てきた。モーイは娘を見たから家に帰っていった。そこの父親が、「あんな馬鹿みたいな者に娘はやれない、断っておいで、こんなところで鶏を放すぐらいだから」と言った。モーイは針を作って門の側に立っていて、娘の父親の髪に引っかけた。「どうしたのか、はずしなさい」と言うと、「かけた縁がはずれるか、お父さん」と言ったので、「それでは娘をやるから、はずしなさい」と。モーイのお父さんは、「お前は何をしに行ったのか」と聞いたので、「お父さんは生ものを買うときは、見てから買うでしょう、妻は一生の妻だから、見て買うものだ、あなたが生ものを買うのと同じだ」と言ったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:30 |
| 物語の時間数 | 1:30 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |