渡嘉敷ペークは才知の優れた人で首里の御殿も信用していた。渡嘉敷ペークが公議に馬を持っていくと、「渡嘉敷さん、今日は何が欲しいのか」と言うので、「米が欲しいのです」と答えた。士はペークに「米俵一俵を持っていきなさい」と言ったので、馬に乗せると一俵では傾いてしまう。それでは二つ乗せようと言って、二つ乗せて持っていったそうだ。北谷の綱引きを見るために、御殿や殿内の人が出かけた。渡嘉敷ペークは自分の主人の側にはいかず、笠で自分の弁当を隠して食べていた。それで、主人は「どうしてペークはこないのか」と問う。ペークは「私の弁当は人には見せられない、田舎弁当なので」と言って、少し残して「田舎のおからを召し上がれ」と言った。首里の士たちは、「ペークの弁当は首里の弁当よりもおいしい、明日からもっともってきなさい」と言うので、「立派に準備してもってくるので、正月に食べる肉を持ってくるならもってきます」と言った。渡嘉敷ペークは正月に食べる肉の弁当をもらい、士たちを騙したという話。
| レコード番号 | 47O420370 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C011 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク 褒美の片荷(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田金吾 |
| 話者名かな | とくだきんご |
| 生年月日 | 18921124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T9 A18 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 首里のおじいさんから聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,首里,米俵,片荷,おから弁当,正月肉,馬 |
| 梗概(こうがい) | 渡嘉敷ペークは才知の優れた人で首里の御殿も信用していた。渡嘉敷ペークが公議に馬を持っていくと、「渡嘉敷さん、今日は何が欲しいのか」と言うので、「米が欲しいのです」と答えた。士はペークに「米俵一俵を持っていきなさい」と言ったので、馬に乗せると一俵では傾いてしまう。それでは二つ乗せようと言って、二つ乗せて持っていったそうだ。北谷の綱引きを見るために、御殿や殿内の人が出かけた。渡嘉敷ペークは自分の主人の側にはいかず、笠で自分の弁当を隠して食べていた。それで、主人は「どうしてペークはこないのか」と問う。ペークは「私の弁当は人には見せられない、田舎弁当なので」と言って、少し残して「田舎のおからを召し上がれ」と言った。首里の士たちは、「ペークの弁当は首里の弁当よりもおいしい、明日からもっともってきなさい」と言うので、「立派に準備してもってくるので、正月に食べる肉を持ってくるならもってきます」と言った。渡嘉敷ペークは正月に食べる肉の弁当をもらい、士たちを騙したという話。 |
| 全体の記録時間数 | 2:02 |
| 物語の時間数 | 2:02 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |