城間仲 大歳の盗人(シマグチ)

概要

男が城間仲の家に盗みに入る。そこの主人は盗みに入るのを見て知っていた。それで、女中が家族の食事の膳を七つ運んできたので、もう一つ持ってこいという。家族は七名ですよと言うと、いや、もう一人いるからという。そうして、立ってきて、盗人の手をつかみ、ここへ何を願いに来たんだ、できることはするから早くご飯もたくさん食べなさい、と言って食べさせた。自分は、妻もなく四人の子のために盗みに入ったという。盗人が帰るときには肉と米を持たせてやり、下男二人にあとを追わせ盗人が言っていたことが本当かどうか確かめさせた。すると、子どもが四人出てきて、「とうちゃん」と言って泣いていたということで本当の事だと知った。その盗人は城間仲の家を出る時に「あるナーカ城間仲」、他の人の富は減ってもこの家の富は減ることがないようにと、手を合わせ、天に願った。その時から、今まで浦添の城間仲は金持ちである。

再生時間:3:44

民話詳細DATA

レコード番号 47O420292
CD番号 47O42C009
決定題名 城間仲 大歳の盗人(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 天願ツル
話者名かな てんがんつる
生年月日 19061110
性別
出身地 具志川市字具志川
記録日 19800220
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T7 B7
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 お父さんから聞いた。
文字化資料
キーワード 城間仲,盗人,食事の膳,アルナーカ城間仲,富
梗概(こうがい) 男が城間仲の家に盗みに入る。そこの主人は盗みに入るのを見て知っていた。それで、女中が家族の食事の膳を七つ運んできたので、もう一つ持ってこいという。家族は七名ですよと言うと、いや、もう一人いるからという。そうして、立ってきて、盗人の手をつかみ、ここへ何を願いに来たんだ、できることはするから早くご飯もたくさん食べなさい、と言って食べさせた。自分は、妻もなく四人の子のために盗みに入ったという。盗人が帰るときには肉と米を持たせてやり、下男二人にあとを追わせ盗人が言っていたことが本当かどうか確かめさせた。すると、子どもが四人出てきて、「とうちゃん」と言って泣いていたということで本当の事だと知った。その盗人は城間仲の家を出る時に「あるナーカ城間仲」、他の人の富は減ってもこの家の富は減ることがないようにと、手を合わせ、天に願った。その時から、今まで浦添の城間仲は金持ちである。
全体の記録時間数 3:44
物語の時間数 3:44
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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