天から川端に降りてきた。暑いので着物を脱いで木にさげ、浴びていた。通りがかりの人がこんなきれいな着物がある、誰が落としたのだろうかと、言って持ち帰った。すると、私は着物を失くしてしまって、どうやって帰ろうかと心配しているところに、按司である銘苅子がきて、私がタオルを持っているので、これで包んで私の家へ行こうと言った。それから、銘苅子の家へ行って、服を着て、やがて夫婦になった。そして、男の子が生まれると、「私は普通の人間ではなく、天から降りてきた女である。行かなければならない」と言って、子どもを預けて天に昇っていった。男の子が7つの歳におかあさんを見に行くと言って泣いた。父親は、「母親は普通の人間ではない、天に昇っていったから見えない」と言うと、天に向かって、「おかあさん、降りてきてください」と言って、心配した。
| レコード番号 | 47O420087 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C003 |
| 決定題名 | 天人女房 銘苅子(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 花城ウシ |
| 話者名かな | はなしろうし |
| 生年月日 | 19020505 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市字栄野比 |
| 記録日 | 19800221 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T2 B8 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 天女,着物,水浴び,銘苅子,男の子,七歳 |
| 梗概(こうがい) | 天から川端に降りてきた。暑いので着物を脱いで木にさげ、浴びていた。通りがかりの人がこんなきれいな着物がある、誰が落としたのだろうかと、言って持ち帰った。すると、私は着物を失くしてしまって、どうやって帰ろうかと心配しているところに、按司である銘苅子がきて、私がタオルを持っているので、これで包んで私の家へ行こうと言った。それから、銘苅子の家へ行って、服を着て、やがて夫婦になった。そして、男の子が生まれると、「私は普通の人間ではなく、天から降りてきた女である。行かなければならない」と言って、子どもを預けて天に昇っていった。男の子が7つの歳におかあさんを見に行くと言って泣いた。父親は、「母親は普通の人間ではない、天に昇っていったから見えない」と言うと、天に向かって、「おかあさん、降りてきてください」と言って、心配した。 |
| 全体の記録時間数 | 2:34 |
| 物語の時間数 | 2:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |