ジッカバッカ(共通語)

概要

昔、中国の人でジッカバッカという術士がいた。ジッカバッカは川平で妻を娶って子どもを持った。妻が山に薪を拾いに出かけている間に、子どもが腹を空かして泣き始めたので、隣の機織りの家にお乳をもらいに行った。機織りは仕事に夢中で、ちょっと待てとなかなかお乳をくれなかった。怒ったジッカバッカは女に魔術をかけてので、女は頭がおかしくなって「ジッカバッカ、ジッカバッカ」と言って歩き出したので、ジッカバッカは気の毒になって、術を解いた。だから川平ではもらい乳が来たら、どんなに忙しくてもお乳を上げなさいと言われるようになった。昔、ジッカバッカの墓は川平にあったが、あるとき子孫が現れて、どこかに持って行った。ジッカバッカは風水も理解していたので、部落の風水をするためにヒヌカンを三つつくった。一つは石垣家にあるやつで、川平湾の入る悪除けのために向けてある。もう一つは大浜家にある。もう一つは前岳にある。 

再生時間:2:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O340385
CD番号 47O34C027
決定題名 ジッカバッカ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 喜舎場兼美
話者名かな きしゃばけんび
生年月日 18991210
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19960909
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T63 A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 中国,ジッカバッカ,術士,川平,妻,子ども,機織り,お乳,魔術,もらい乳,風水,ヒヌカン,石垣家,悪除け,大浜家,前岳
梗概(こうがい) 昔、中国の人でジッカバッカという術士がいた。ジッカバッカは川平で妻を娶って子どもを持った。妻が山に薪を拾いに出かけている間に、子どもが腹を空かして泣き始めたので、隣の機織りの家にお乳をもらいに行った。機織りは仕事に夢中で、ちょっと待てとなかなかお乳をくれなかった。怒ったジッカバッカは女に魔術をかけてので、女は頭がおかしくなって「ジッカバッカ、ジッカバッカ」と言って歩き出したので、ジッカバッカは気の毒になって、術を解いた。だから川平ではもらい乳が来たら、どんなに忙しくてもお乳を上げなさいと言われるようになった。昔、ジッカバッカの墓は川平にあったが、あるとき子孫が現れて、どこかに持って行った。ジッカバッカは風水も理解していたので、部落の風水をするためにヒヌカンを三つつくった。一つは石垣家にあるやつで、川平湾の入る悪除けのために向けてある。もう一つは大浜家にある。もう一つは前岳にある。 
全体の記録時間数 6:41
物語の時間数 2:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP