クイツ石(共通語)

概要

崎枝の女と川平の男が恋仲になった。しかし崎枝は人口が少ないので村の嫁を他にやることはできなかった。男の方は必ずこの崎枝の女と結婚すると決めていたが、女は断った。二人は別れることになったが、すぐには離れられず、人目を忍んで畳一枚ほどの平たい石のところで逢引を重ねた。長い間、そのようにして会っていたが、いくら月日が流れても結婚することはできない。女は髪を下ろして洗い髪になり、別れの合図をした。別れたときに二人は、互いに誰とも結婚しないことと、二人が死んだあとの墓はお互いが見渡せるところにすることを誓った。その場所を見つけるために、二人は夜、松明を手に山に登り、その明かりで場所を確認しあったという。川平の男の墓は、その後移された。

再生時間:4:41

民話詳細DATA

レコード番号 47O340359
CD番号 47O34C025
決定題名 クイツ石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 喜舎場兼次郎
話者名かな きしゃばけんじろう
生年月日 19040113
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19960323
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T61 B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 崎枝の女,川平の男,結婚,平たい石,洗い髪,墓,松明
梗概(こうがい) 崎枝の女と川平の男が恋仲になった。しかし崎枝は人口が少ないので村の嫁を他にやることはできなかった。男の方は必ずこの崎枝の女と結婚すると決めていたが、女は断った。二人は別れることになったが、すぐには離れられず、人目を忍んで畳一枚ほどの平たい石のところで逢引を重ねた。長い間、そのようにして会っていたが、いくら月日が流れても結婚することはできない。女は髪を下ろして洗い髪になり、別れの合図をした。別れたときに二人は、互いに誰とも結婚しないことと、二人が死んだあとの墓はお互いが見渡せるところにすることを誓った。その場所を見つけるために、二人は夜、松明を手に山に登り、その明かりで場所を確認しあったという。川平の男の墓は、その後移された。
全体の記録時間数 5:27
物語の時間数 4:41
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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