昔、川平の漁師が夜、いざりに海に行った。そこに見知らぬ人が潮の引いた海に船を下ろそうとしていた。それが一人では大変なので、漁師は手伝ってやった。するとその人が「実は私は人間じゃない。悪疫の神だ。」と言う。漁師はびっくりしてどうしようかと思っていると、悪疫の神は「私を助けてくれたから、お礼に教えよう。あなたの家(うち)はよ、縄を綯(な)うときに、藁の端をずっとつきだした縄を綯(な)なったのを張っておきなさい。そしたら、あんたの家には悪疫は撒かないよ。」と言った。教えられたとおりにその厄よけ、病気除けをすると、部落にいた全部が病気になっても、その人だけ病気にはならなかった。。それからは新しい家を作る時の地鎮祭(ちじんさい)には、藁の端を出した注連縄(し め なわ)を張って、病気かからないようにする。
| レコード番号 | 47O340355 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C025 |
| 決定題名 | 注連縄の由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 悪疫除け由来 |
| 話者名 | 喜舎場兼次郎 |
| 話者名かな | きしゃばけんじろう |
| 生年月日 | 19040113 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19960323 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T61 A10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説、 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 石垣島の民話 P142 |
| キーワード | 川平,漁師,見知らぬ人,船,悪疫の神,縄,藁の端,厄よけ,地鎮祭,注連縄 |
| 梗概(こうがい) | 昔、川平の漁師が夜、いざりに海に行った。そこに見知らぬ人が潮の引いた海に船を下ろそうとしていた。それが一人では大変なので、漁師は手伝ってやった。するとその人が「実は私は人間じゃない。悪疫の神だ。」と言う。漁師はびっくりしてどうしようかと思っていると、悪疫の神は「私を助けてくれたから、お礼に教えよう。あなたの家(うち)はよ、縄を綯(な)うときに、藁の端をずっとつきだした縄を綯(な)なったのを張っておきなさい。そしたら、あんたの家には悪疫は撒かないよ。」と言った。教えられたとおりにその厄よけ、病気除けをすると、部落にいた全部が病気になっても、その人だけ病気にはならなかった。。それからは新しい家を作る時の地鎮祭(ちじんさい)には、藁の端を出した注連縄(し め なわ)を張って、病気かからないようにする。 |
| 全体の記録時間数 | 3:35 |
| 物語の時間数 | 2:14 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |