パンナの主(共通語)

概要

パンナの主は何町ほどもある広い田んぼを持っていたので、奉公人を雇って草取りをさせていた。奉公人は少しばかり草取りをしては、もう終わったと言うので、パンナの主は田んぼの真ん中に酒をカメに入れて置いておいた。奉公人がしらふで戻って来て仕事が終わったと言えば、もう一度草取りに行かせた。奉公人が畑の真ん中までちゃんと草取りをして、酒ガメを見つけ、酔っ払って帰ってくると仕事が終わったことを確認した。ある時は酒ガメを真ん中に置かないであぜ道の近くに隠したりして、奉公人を上手に使った。八重山では刈り取った稲を積んで干したものをシラという(沖縄本島ではマジン)。パンナ家(やー)のシラは山の様にあった。この人の葬式の時は、お墓まで、白米を道路にずらっと敷いてお米の上を行かれた。それで、「人の食料のあんな大事なお米を踏み物にしてその上から、あの様に行くとは大変じゃないか。恐ろしい罰かなんかあるんじゃないか。」とみんな言っていた。

再生時間:3:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O340319
CD番号 47O34C022
決定題名 パンナの主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 喜舎場兼次郎
話者名かな きしゃばけんじろう
生年月日 19040113
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19960321
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T59 A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード パンナの主,田んぼ,奉公人,草取り,酒,カメ,シラ
梗概(こうがい) パンナの主は何町ほどもある広い田んぼを持っていたので、奉公人を雇って草取りをさせていた。奉公人は少しばかり草取りをしては、もう終わったと言うので、パンナの主は田んぼの真ん中に酒をカメに入れて置いておいた。奉公人がしらふで戻って来て仕事が終わったと言えば、もう一度草取りに行かせた。奉公人が畑の真ん中までちゃんと草取りをして、酒ガメを見つけ、酔っ払って帰ってくると仕事が終わったことを確認した。ある時は酒ガメを真ん中に置かないであぜ道の近くに隠したりして、奉公人を上手に使った。八重山では刈り取った稲を積んで干したものをシラという(沖縄本島ではマジン)。パンナ家(やー)のシラは山の様にあった。この人の葬式の時は、お墓まで、白米を道路にずらっと敷いてお米の上を行かれた。それで、「人の食料のあんな大事なお米を踏み物にしてその上から、あの様に行くとは大変じゃないか。恐ろしい罰かなんかあるんじゃないか。」とみんな言っていた。
全体の記録時間数 4:04
物語の時間数 3:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP