この富嘉前本さんは仲間村時代の大変人情味のある人で、とっても知性に富んでおった人物だったらしいです。仲間村時代にね、小川から婦女子が水を運ぶのに大変苦労しているのを見かねて、「みなさんをなんとか救うことができないか。」と、富嘉前本さんが井戸を掘るところを探していると、天の知らせか底地ビーチに行く途中で蛇が二匹絡み合っていたので、「これは間違いなく神の啓示ではないか。」ということで、そこを掘ると井戸を掘りあてたので、その井戸が今の富嘉井戸で、当時の仲間村、慶田城村、久場川村、その辺の人が共同井戸としてごく最近まで使用されていました。だから、この富嘉井戸は村井戸として今でも大切にして、富嘉前本さんの徳を慕っております。
| レコード番号 | 47O340252 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C017 |
| 決定題名 | 富嘉前本の井戸(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 岸本重一 |
| 話者名かな | きしもとしげかず |
| 生年月日 | 19221208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19950911 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T54 A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 400年前,富嘉前本,仲間村,慶田城村,久場河村,水源,桑の木,二匹の蛇,神の使い,井戸 |
| 梗概(こうがい) | この富嘉前本さんは仲間村時代の大変人情味のある人で、とっても知性に富んでおった人物だったらしいです。仲間村時代にね、小川から婦女子が水を運ぶのに大変苦労しているのを見かねて、「みなさんをなんとか救うことができないか。」と、富嘉前本さんが井戸を掘るところを探していると、天の知らせか底地ビーチに行く途中で蛇が二匹絡み合っていたので、「これは間違いなく神の啓示ではないか。」ということで、そこを掘ると井戸を掘りあてたので、その井戸が今の富嘉井戸で、当時の仲間村、慶田城村、久場川村、その辺の人が共同井戸としてごく最近まで使用されていました。だから、この富嘉井戸は村井戸として今でも大切にして、富嘉前本さんの徳を慕っております。 |
| 全体の記録時間数 | 3:56 |
| 物語の時間数 | 2:55 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |