ひばりと若水(方言)

概要

昔、神様が雲雀を呼び寄せて、「雲雀君、あんた方のこのしでぃみずを持って行って、人間様に浴びさせてきなさい。」と言い付けたそうであります。雲雀は、「これはたやすい御用です。早速担いで行って人間様に浴びさして来ます。」とやってきたそうでありますけども、途中で、「ちょっと疲れもしておるし一休みして行こう。」と思っていると、ちょうどその辺に赤く熟れた苺が見えたから、一つ食べてみようと思って食べたらとっても美味しいから、一つだけでは止まらない。二口、二口、三口と後は時間がたつのも忘れて夢中になった。それから桶(たんご)のところに戻ったら、桶(たんご)は水がこぼれている。見ると蛇が水を浴びている。「これは大変。」と思ったが、こぼした水は元に取り返せないから仕方がない。だから、雲雀の鳴き声は、舌打ちしているように、「ツォツォツォツォ。ツォツォ、残念、残念。ツォツォ残念。」と今の雲雀の鳴き声になって、また蛇は水を浴びて二回も三回も脱皮することが出来るようになり、人間は本当ならば人間が浴びるべきしでぃみずを雲雀の油断のためになくしたから脱皮することが出来なくなったという話。

再生時間:3:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O340179
CD番号 47O34C011
決定題名 ひばりと若水(方言)
話者がつけた題名 雲雀と蛇の話
話者名 南風野栄福
話者名かな はえのえいふく
生年月日 19050705
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19760802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T21 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく) あるとこに
伝承事情
文字化資料
キーワード 雲雀,神様,シィディ水,苺,桶,蛇,脱皮,鳴き声由来
梗概(こうがい) 昔、神様が雲雀を呼び寄せて、「雲雀君、あんた方のこのしでぃみずを持って行って、人間様に浴びさせてきなさい。」と言い付けたそうであります。雲雀は、「これはたやすい御用です。早速担いで行って人間様に浴びさして来ます。」とやってきたそうでありますけども、途中で、「ちょっと疲れもしておるし一休みして行こう。」と思っていると、ちょうどその辺に赤く熟れた苺が見えたから、一つ食べてみようと思って食べたらとっても美味しいから、一つだけでは止まらない。二口、二口、三口と後は時間がたつのも忘れて夢中になった。それから桶(たんご)のところに戻ったら、桶(たんご)は水がこぼれている。見ると蛇が水を浴びている。「これは大変。」と思ったが、こぼした水は元に取り返せないから仕方がない。だから、雲雀の鳴き声は、舌打ちしているように、「ツォツォツォツォ。ツォツォ、残念、残念。ツォツォ残念。」と今の雲雀の鳴き声になって、また蛇は水を浴びて二回も三回も脱皮することが出来るようになり、人間は本当ならば人間が浴びるべきしでぃみずを雲雀の油断のためになくしたから脱皮することが出来なくなったという話。
全体の記録時間数 3:45
物語の時間数 3:16
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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