年頃の女のところへ夕方になると必ず美しい侍がやってくる。女は隣のお婆さんに美しい男が昼は姿が見えないので不思議だと言う。隣のお婆さんは「夜ばかり来るのなら人間ではない。針に荢を通して毛に刺して行かせなさい」と言う。女は言うとおりにして、あとを辿ると男は穴のなかへ入っていった。男の正体は何千年も生きてきた蛇だった。お婆さんは女に「お前は妊娠しているから、三月三日にひしがたのヨモギ餅を食べ、海に下りて石を七つまわりなさい。そうすると子どもはおりる」と教える。女がその通りにしたら、蛇の子がいっぱい生まれた。それから三月三日に女は浜下りするようになった。
| レコード番号 | 47O340122 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C008 |
| 決定題名 | 蛇婿入り-針糸型(方言) |
| 話者がつけた題名 | ハブ婿入り |
| 話者名 | 大底米 |
| 話者名かな | おおそこよね |
| 生年月日 | 19041115 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19750810 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T19 A12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | あるむかし |
| 伝承事情 | 川平出身の養母に、7、8歳の頃までよく話をきいた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 女,美しい侍,針,荢,蛇,ひし形のヨモギ餅,三月三日,浜下り |
| 梗概(こうがい) | 年頃の女のところへ夕方になると必ず美しい侍がやってくる。女は隣のお婆さんに美しい男が昼は姿が見えないので不思議だと言う。隣のお婆さんは「夜ばかり来るのなら人間ではない。針に荢を通して毛に刺して行かせなさい」と言う。女は言うとおりにして、あとを辿ると男は穴のなかへ入っていった。男の正体は何千年も生きてきた蛇だった。お婆さんは女に「お前は妊娠しているから、三月三日にひしがたのヨモギ餅を食べ、海に下りて石を七つまわりなさい。そうすると子どもはおりる」と教える。女がその通りにしたら、蛇の子がいっぱい生まれた。それから三月三日に女は浜下りするようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:33 |
| 物語の時間数 | 2:27 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |