ある部落に非常に美人な女がいた。美人の女は忍んで来るのが人間だと思っているうちに子どもができてお腹が太くなった。他所の人が「相手は人間ではなくハブである。」と言うので、「まず本当にハブであるかどうか試してみよう。」と思い、男が来たとき、苧(ぶー)を着物に刺すと、その男は自分にそういう糸が結ばれていることは分からないで帰って行った。それを辿って行くとガマの中に入って、そこで蛇になっていた。「これは大変だ。」と、帰って来て自分の婆さんに話したら、「三月三日に浜下りして子をおろしなさい。」と教えられた。そういう伝説があるために今日まで、三月節句の三月三日には浜に女が下りて、浜遊びをする。三月節句は女の節句。四月節句は男の節句と聞いておる。
| レコード番号 | 47O340106 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C007 |
| 決定題名 | 蛇婿入り-針糸型(方言) |
| 話者がつけた題名 | ハブ婿入り |
| 話者名 | 南風野英三 |
| 話者名かな | はえのえいぞう |
| 生年月日 | 18961108 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19750810 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T18 B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 伝承系譜は祖父、母より |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 美人,ハブ,蛇,苧,糸,ガマ,三月節句,浜下り, |
| 梗概(こうがい) | ある部落に非常に美人な女がいた。美人の女は忍んで来るのが人間だと思っているうちに子どもができてお腹が太くなった。他所の人が「相手は人間ではなくハブである。」と言うので、「まず本当にハブであるかどうか試してみよう。」と思い、男が来たとき、苧(ぶー)を着物に刺すと、その男は自分にそういう糸が結ばれていることは分からないで帰って行った。それを辿って行くとガマの中に入って、そこで蛇になっていた。「これは大変だ。」と、帰って来て自分の婆さんに話したら、「三月三日に浜下りして子をおろしなさい。」と教えられた。そういう伝説があるために今日まで、三月節句の三月三日には浜に女が下りて、浜遊びをする。三月節句は女の節句。四月節句は男の節句と聞いておる。 |
| 全体の記録時間数 | 2:47 |
| 物語の時間数 | 2:30 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |