雀孝行(共通語)

概要

山にいる青い青鳩(銀鳩)はお姉さんで、雀はこれの妹だったって。この姉妹は女の子だから、それぞれ嫁いでいるでしょ。そのうちにお母さんが危篤になったから、二人の娘に連絡したって。昔は女の子の仕事は機織りですよね。妹の雀はいくら機織りしても、家の人のものを織っていて自分のもんは織らんし、仕事するときは綺麗な着物は着ないから破れ着物を着ておったって。雀は機織りの最中にこんな連絡が来たから、急いで破れ着物の着のみ着のままで、機織の白い糸を首に巻いて、お母さんが命のあるうちにすぐ飛んできたからお母さんとお話もできたらよ、それからお母さんが亡くなったって。だから、「お前は親孝行だからな、人間の作るもの食べて人間が住まっているお家で生活しなさい。」と言われたから、家に住んでいるって。他部落に行っていたお姉さんは、綺麗な着物を着て来たけど、お姉さんが来るまでには、お母さんは亡くなっていたから親戚が怒ってよ。「妹は、こんな破れ着物着ても、親とこんなに会ったのに、姉さんはよ、こんな立派ななりして来たのは何か。お前はな、親不孝もんだから、アワリ(哀れ)と鳴いて暮らしなさい。」と言ったから、今もこの青鳩は山奥でアオーと言って寂しく鳴いてると。

再生時間:4:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O340736
CD番号 47O34C056
決定題名 雀孝行(共通語)
話者がつけた題名
話者名 嵩田ヒサ子
話者名かな たかだひさこ
生年月日 19150923
性別
出身地 沖縄県石垣市字宮良
記録日 19980908
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字宮良 T118 B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 青鳩,雀,姉と妹,嫁ぐ,母,危篤,親孝行,親不孝,人間の家,山,哀れ,鳴き声
梗概(こうがい) 山にいる青い青鳩(銀鳩)はお姉さんで、雀はこれの妹だったって。この姉妹は女の子だから、それぞれ嫁いでいるでしょ。そのうちにお母さんが危篤になったから、二人の娘に連絡したって。昔は女の子の仕事は機織りですよね。妹の雀はいくら機織りしても、家の人のものを織っていて自分のもんは織らんし、仕事するときは綺麗な着物は着ないから破れ着物を着ておったって。雀は機織りの最中にこんな連絡が来たから、急いで破れ着物の着のみ着のままで、機織の白い糸を首に巻いて、お母さんが命のあるうちにすぐ飛んできたからお母さんとお話もできたらよ、それからお母さんが亡くなったって。だから、「お前は親孝行だからな、人間の作るもの食べて人間が住まっているお家で生活しなさい。」と言われたから、家に住んでいるって。他部落に行っていたお姉さんは、綺麗な着物を着て来たけど、お姉さんが来るまでには、お母さんは亡くなっていたから親戚が怒ってよ。「妹は、こんな破れ着物着ても、親とこんなに会ったのに、姉さんはよ、こんな立派ななりして来たのは何か。お前はな、親不孝もんだから、アワリ(哀れ)と鳴いて暮らしなさい。」と言ったから、今もこの青鳩は山奥でアオーと言って寂しく鳴いてると。
全体の記録時間数 5:00
物語の時間数 4:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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