昔、宮古から来たという大変なべっぴんがいた。べっぴんだから役人が娶ろうとしたが、女は怖がってオモト山に逃げ隠れた。三ヶ月(長いこと)経っても誰も探しにくる人がいないので、女は苦しいから村に帰ろうとしたが、川の水が深くなって渡れない。とうとう倒れて死んでしまった。すると、女の片方の乳房からトゥムの木が、もう片方の乳房からカシの木が生えて大木になった。すると、その女を娶ろうとした役人が、その木で船を作り、乗ることになった。それを見た土地の人は、「どうせあの役人に乗られるなら、生きているうちに妾になって乗られればよかったのに」と言った。八重山民謡のイキヌブスで歌われている。
| レコード番号 | 47O340719 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C053 |
| 決定題名 | イキヌブス由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | イキヌブス由来 |
| 話者名 | 東成底光秀 |
| 話者名かな | ひがしなりそこみつひで |
| 生年月日 | 19130127 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字宮良 |
| 記録日 | 19970912 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字宮良 T116 A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 伝説、 歌 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 石垣島の民話 P39 |
| キーワード | 宮古,べっぴん,役人,娶る,オモト山,逃げる,川を渡れない,乳房,大木,カシ,トゥム,船,乗られる |
| 梗概(こうがい) | 昔、宮古から来たという大変なべっぴんがいた。べっぴんだから役人が娶ろうとしたが、女は怖がってオモト山に逃げ隠れた。三ヶ月(長いこと)経っても誰も探しにくる人がいないので、女は苦しいから村に帰ろうとしたが、川の水が深くなって渡れない。とうとう倒れて死んでしまった。すると、女の片方の乳房からトゥムの木が、もう片方の乳房からカシの木が生えて大木になった。すると、その女を娶ろうとした役人が、その木で船を作り、乗ることになった。それを見た土地の人は、「どうせあの役人に乗られるなら、生きているうちに妾になって乗られればよかったのに」と言った。八重山民謡のイキヌブスで歌われている。 |
| 全体の記録時間数 | 5:45 |
| 物語の時間数 | 4:25 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |