沖縄の十五夜は餅を長くして小豆をころがしてつける。これは男の陰茎だ。八重山はまたちがう餅を作る。昔、ある夫婦がいたが、妻(とぅじ)は、よそに男を作っていた。ある十五夜に、夫は友達と遊びにでたら、友達の影はあるが、夫の影はなかった。そこで、隣のおばあちゃんに、「自分の影がないけど」と相談すると、「一番大事なものを殺して捨てなさい」と言う。夫は馬のことかと思ったが、おばあちゃんは「馬ではない、もっと大事なものだ、妻を殺しなさい」と言われた。そこでしかたなく、たんすを背にして糸を紡いでいた妻に向けて鉄砲を撃ったら、妻には当たらず、たんすに当たった。するとたんすから血が出てきたので中を見てみると、妻が隠していた男だった。十五夜の餅は、沖縄では豆を転がすが、八重山では、小豆をすり、丸い餅をつくって盛る。小豆は血をあらわしている。餅の形は男の睾丸をあらわしている。
| レコード番号 | 47O340718 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C053 |
| 決定題名 | 首のない影(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 嵩田ヒサ子 |
| 話者名かな | たかだひさこ |
| 生年月日 | 19150923 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字宮良 |
| 記録日 | 19970912 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字宮良 T116 A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 十五夜,餅,小豆,夫婦,とぅじ,月夜,影,男,たんす,糸紡ぎ,隣のお婆さん,大事なものを殺せ,馬,鉄砲,血,睾丸 |
| 梗概(こうがい) | 沖縄の十五夜は餅を長くして小豆をころがしてつける。これは男の陰茎だ。八重山はまたちがう餅を作る。昔、ある夫婦がいたが、妻(とぅじ)は、よそに男を作っていた。ある十五夜に、夫は友達と遊びにでたら、友達の影はあるが、夫の影はなかった。そこで、隣のおばあちゃんに、「自分の影がないけど」と相談すると、「一番大事なものを殺して捨てなさい」と言う。夫は馬のことかと思ったが、おばあちゃんは「馬ではない、もっと大事なものだ、妻を殺しなさい」と言われた。そこでしかたなく、たんすを背にして糸を紡いでいた妻に向けて鉄砲を撃ったら、妻には当たらず、たんすに当たった。するとたんすから血が出てきたので中を見てみると、妻が隠していた男だった。十五夜の餅は、沖縄では豆を転がすが、八重山では、小豆をすり、丸い餅をつくって盛る。小豆は血をあらわしている。餅の形は男の睾丸をあらわしている。 |
| 全体の記録時間数 | 7:12 |
| 物語の時間数 | 4:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |