赤馬節由来(共通語)

概要

昔、宮良の人が、野底で仕事をして、西回りで歩いてくる時に名蔵湾で馬が現れた。追い返してもついてくるので、家に連れてきて、乗ってみたら素晴らしい足柄の馬だった。この馬を大事に育てているうちに、首里王朝の耳に入り、献上することになった。このときに歌ったのが赤馬節の由来。今日の日のうれしさよ、時のうれしさよ、今日の嬉しさはたとえようがない、生まれたかいあって、沖縄に望まれて、とても名誉なことだよと歌った。碑にも書かれている。馬は首里につくと手におえない暴れ馬になった。この馬を養っていた主を呼びつけた。主は打ち首になる覚悟を決めて別れた。ところが馬は主の前では素晴らしい馬に戻ったので、王は、この馬は私に乗れる馬ではないと、主に帰した。この馬は、主が乗ると、片手に水の入った椀を持っていても水がこぼれることはなかった。帰って来た馬は高良親雲上の家のまわりをまわって死んだという話があるが、嵐があったという話もある。馬の持ち主の名前は大城師番という。

再生時間:8:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O340688
CD番号 47O34C050
決定題名 赤馬節由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 前盛正吉
話者名かな まえもりせいきち
生年月日 19250318
性別
出身地 沖縄県石垣市字宮良
記録日 19970310
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字宮良 T113 A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 宮良の人,名蔵湾,馬,ついてくる,素晴らしい足柄,首里王朝,耳,献上,歌った,赤馬節,碑,首里,暴れ馬,打ち首,覚悟,王,高良親雲上,大城師番
梗概(こうがい) 昔、宮良の人が、野底で仕事をして、西回りで歩いてくる時に名蔵湾で馬が現れた。追い返してもついてくるので、家に連れてきて、乗ってみたら素晴らしい足柄の馬だった。この馬を大事に育てているうちに、首里王朝の耳に入り、献上することになった。このときに歌ったのが赤馬節の由来。今日の日のうれしさよ、時のうれしさよ、今日の嬉しさはたとえようがない、生まれたかいあって、沖縄に望まれて、とても名誉なことだよと歌った。碑にも書かれている。馬は首里につくと手におえない暴れ馬になった。この馬を養っていた主を呼びつけた。主は打ち首になる覚悟を決めて別れた。ところが馬は主の前では素晴らしい馬に戻ったので、王は、この馬は私に乗れる馬ではないと、主に帰した。この馬は、主が乗ると、片手に水の入った椀を持っていても水がこぼれることはなかった。帰って来た馬は高良親雲上の家のまわりをまわって死んだという話があるが、嵐があったという話もある。馬の持ち主の名前は大城師番という。
全体の記録時間数 10:32
物語の時間数 8:19
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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