猿の生き肝(方言)

概要

昔々、龍宮で龍宮の王様が病気になり、お偉方が集まって相談する。猿の生き肝でなければ治らないと決まり、亀が使いにやられる。亀は猿に龍宮の招待があるから、来てくれと言う。猿は亀の背中につかまり龍宮に行く。連れて行く途中に亀は龍宮に連絡してくるからと近くに控えさせていると、仲間の者が、猿に「君は大変だ。君は龍宮の王様の病気の薬にする為に殺されるよ」と言った。今度は、亀が手柄をたてたと喜んでいたところ、猿は知恵を出して「実は大事なものを忘れている」と言う。亀が何を忘れたのかと聞くと「肝を忘れてきている」と言い、亀は肝がないと大役が果たせないので、肝を取りに陸に上がっていく。猿は亀の上から飛び降りて「君は私をだましたな」と亀の甲を足蹴にしたので、亀の甲は亀裂している。亀は仲間のところに戻って報告すると、密告者が蛸であることがわかり、踏んだり蹴ったりされて蛸は骨抜きになり、蛸のおいのアバサー(ハリセンボン)が、おじさんの骨だからということで、自分の体に一本一本植えつけて今のアバサーとなった。

再生時間:4:41

民話詳細DATA

レコード番号 47O340057
CD番号 47O34C004
決定題名 猿の生き肝(方言)
話者がつけた題名
話者名 成底真加良
話者名かな なりそこまから
生年月日 19071206
性別
出身地 沖縄県石垣市字宮良
記録日 19760802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字宮良 T37 B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく) むかすむかすおおむかす
伝承事情 親戚の東入原加那真さんよりいつもきいていたとのこと。夕食後遊びに行った時などにいつも話しをせがんでいた。
文字化資料
キーワード 龍宮,猿,肝,亀,蛸,アバサー
梗概(こうがい) 昔々、龍宮で龍宮の王様が病気になり、お偉方が集まって相談する。猿の生き肝でなければ治らないと決まり、亀が使いにやられる。亀は猿に龍宮の招待があるから、来てくれと言う。猿は亀の背中につかまり龍宮に行く。連れて行く途中に亀は龍宮に連絡してくるからと近くに控えさせていると、仲間の者が、猿に「君は大変だ。君は龍宮の王様の病気の薬にする為に殺されるよ」と言った。今度は、亀が手柄をたてたと喜んでいたところ、猿は知恵を出して「実は大事なものを忘れている」と言う。亀が何を忘れたのかと聞くと「肝を忘れてきている」と言い、亀は肝がないと大役が果たせないので、肝を取りに陸に上がっていく。猿は亀の上から飛び降りて「君は私をだましたな」と亀の甲を足蹴にしたので、亀の甲は亀裂している。亀は仲間のところに戻って報告すると、密告者が蛸であることがわかり、踏んだり蹴ったりされて蛸は骨抜きになり、蛸のおいのアバサー(ハリセンボン)が、おじさんの骨だからということで、自分の体に一本一本植えつけて今のアバサーとなった。
全体の記録時間数 5:10
物語の時間数 4:41
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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