天人の話(方言)

概要

昔、桃里村は、人頭税取立てのため、村建てが必要だと黒島等あちらこちらの離島から人を集めて村建てをした。この村にいつの頃からか、一人の男が現れ農業を始めた。その人の作物は常に豊作であった。この天人が作っている時は、水も豊富で稲がとれ、有名になったが、ある日この人物が突然いなくなった。その後、この田の上に大きな火の玉が落ちてきた。この田をそのまま荒らしておくのはもったいないとある人が田を作るが、昔のような良い稲はできず、悪い稲ができたので捨てた。捨てた所に雑草が生えたので、今度は牛馬を連れてくると、牛馬は倒れ死んでしまった。大正(昭和)元年の頃、沖山という人が八丈島から来て、開墾するが、その人の時もできなかった。それから現在の移民が来て、また開墾するがやはりできなかった。大正になって、そこで死んだ人の災いがあるのだろうと願い、火の村の司達を連れて行って願解きをして詫びたという。

再生時間:4:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O340033
CD番号 47O34C003
決定題名 天人の話(方言)
話者がつけた題名 天人の田の話
話者名 前花哲雄
話者名かな まえはなてつお
生年月日 19090304
性別
出身地 沖縄県石垣市字宮良
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字宮良 T36 B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 母親が嫁入りした時先祖から聞かされた話
文字化資料
キーワード 桃里村,人頭税,畑,天人
梗概(こうがい) 昔、桃里村は、人頭税取立てのため、村建てが必要だと黒島等あちらこちらの離島から人を集めて村建てをした。この村にいつの頃からか、一人の男が現れ農業を始めた。その人の作物は常に豊作であった。この天人が作っている時は、水も豊富で稲がとれ、有名になったが、ある日この人物が突然いなくなった。その後、この田の上に大きな火の玉が落ちてきた。この田をそのまま荒らしておくのはもったいないとある人が田を作るが、昔のような良い稲はできず、悪い稲ができたので捨てた。捨てた所に雑草が生えたので、今度は牛馬を連れてくると、牛馬は倒れ死んでしまった。大正(昭和)元年の頃、沖山という人が八丈島から来て、開墾するが、その人の時もできなかった。それから現在の移民が来て、また開墾するがやはりできなかった。大正になって、そこで死んだ人の災いがあるのだろうと願い、火の村の司達を連れて行って願解きをして詫びたという。
全体の記録時間数 4:29
物語の時間数 4:11
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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