首里王が大軍がこっち来たら、オヤケ赤蜂はですね、新川の海岸にですね、「どうせこっちから来るだろ
う。」ということでね、あそこに昔の水甕を集めて並べて、それに蓑笠を着せて、大軍がいるような形で待
っていたと。それで、首里王の軍と一緒に来た君南風(ちんべー)がですね、この軍の先達になっているか
ら、あの於茂登(おもと)照(てらす)にね、願をかけてたらね、於茂登照からね、「オヤケ赤蜂は武将だ
から、普通では勝てない。オヤケ赤蜂をごまかす一つの手としてですね。筏を作ってね、これにその火をつ
けて流して攻めなさい。」ということを言われたということです。この久米島の君南風が於茂登照神(おも
とてらすのかみ)に祈願して、神様からの宣託(せんたく)を受けてやっていくようになってますよね。そ
ん時に、ここの大浜では、この古乙姥が、すごく於茂登の神様に願うとか、いろんな事やってるわけ。それ
で、首里の軍は、君南風から教えられて、火をつけた無人の筏をぎょうさん登野城の方に流したわけですね
。これをやったら、まんまとオヤケ赤蜂はそれに引っ掛かっちゃって、新川の前でもって待っていた軍勢を
登野城の方に回したために、首里の軍に新川の海岸から上がられちゃったと。それでアカハチの軍は敗れた。
| レコード番号 | 47O150270 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C016 |
| 決定題名 | 首里軍と君南風(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 小底致市 |
| 話者名かな | こそこちいち |
| 生年月日 | 19110821 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石垣市大浜 |
| 記録日 | 19940823 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T93B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話(平成7年度卒業論文)P12 |
| キーワード | オヤケ赤蜂,首里王,君南風 |
| 梗概(こうがい) | 首里王が大軍がこっち来たら、オヤケ赤蜂はですね、新川の海岸にですね、「どうせこっちから来るだろ う。」ということでね、あそこに昔の水甕を集めて並べて、それに蓑笠を着せて、大軍がいるような形で待 っていたと。それで、首里王の軍と一緒に来た君南風(ちんべー)がですね、この軍の先達になっているか ら、あの於茂登(おもと)照(てらす)にね、願をかけてたらね、於茂登照からね、「オヤケ赤蜂は武将だ から、普通では勝てない。オヤケ赤蜂をごまかす一つの手としてですね。筏を作ってね、これにその火をつ けて流して攻めなさい。」ということを言われたということです。この久米島の君南風が於茂登照神(おも とてらすのかみ)に祈願して、神様からの宣託(せんたく)を受けてやっていくようになってますよね。そ ん時に、ここの大浜では、この古乙姥が、すごく於茂登の神様に願うとか、いろんな事やってるわけ。それ で、首里の軍は、君南風から教えられて、火をつけた無人の筏をぎょうさん登野城の方に流したわけですね 。これをやったら、まんまとオヤケ赤蜂はそれに引っ掛かっちゃって、新川の前でもって待っていた軍勢を 登野城の方に回したために、首里の軍に新川の海岸から上がられちゃったと。それでアカハチの軍は敗れた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:20 |
| 物語の時間数 | 4:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |