話千両(共通語)

概要

ある所に可愛い女の子が出来てお婿さんを迎えた。その婿さんには、必ず学問をやって欲しいと大浜から宮良に通っていた。その学問とは、「いじりかー、手ーひき。油断するな。怠けるな。」という三つだけだった。毎日同じことばかり言うので、面白くない婿さんはもう学問するのはやめようと思ったその日、大雨が降って大浜から宮良に流れる川が氾濫して渡れなくなった。どうしようかと考えた時に、いつも言われている「油断するな。怠けるな。」という言葉だった。なるほどと思った婿さんは、難儀しても橋のあるところまで行って無事に川を渡って家に帰ることができた。ところが、家に帰ると、可愛い嫁さんは違う男の人と寝ていた。怒った婿さんは、すぐに切ろうとしたが、もうひとつのことばを思い出して「いじりかー、手ーひき」と言っていたなと、嫁さんの側に寝ている人をよく見たら自分のお母さんが嫁さんを守るために寝ているのであった。婿さんは、その習った言葉のおかげでお母さんを殺さずにすんだ。

再生時間:2:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O150114
CD番号 47O15C007
決定題名 話千両(共通語)
話者がつけた題名 三つの教訓の話
話者名 下野イツキ
話者名かな しものいつき
生年月日 19081011
性別
出身地 石垣市大浜
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市大浜T12A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく) あるところにね
伝承事情
文字化資料
キーワード 話千両,三つの教訓
梗概(こうがい) ある所に可愛い女の子が出来てお婿さんを迎えた。その婿さんには、必ず学問をやって欲しいと大浜から宮良に通っていた。その学問とは、「いじりかー、手ーひき。油断するな。怠けるな。」という三つだけだった。毎日同じことばかり言うので、面白くない婿さんはもう学問するのはやめようと思ったその日、大雨が降って大浜から宮良に流れる川が氾濫して渡れなくなった。どうしようかと考えた時に、いつも言われている「油断するな。怠けるな。」という言葉だった。なるほどと思った婿さんは、難儀しても橋のあるところまで行って無事に川を渡って家に帰ることができた。ところが、家に帰ると、可愛い嫁さんは違う男の人と寝ていた。怒った婿さんは、すぐに切ろうとしたが、もうひとつのことばを思い出して「いじりかー、手ーひき」と言っていたなと、嫁さんの側に寝ている人をよく見たら自分のお母さんが嫁さんを守るために寝ているのであった。婿さんは、その習った言葉のおかげでお母さんを殺さずにすんだ。
全体の記録時間数 2:28
物語の時間数 2:05
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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