ある家で、夕飯の残りのご飯に毎日のように手の跡がついていた。若い嫁さんは自分の片付け方が悪いのかと、鍋の側に寝る。真夜中になって物音がしたので嫁さんは用意していたヘラで叩いた。「ニャーオ」という鳴き声は猫であったが、猫が人の手形を付けるだろうかと不思議に思い猫の後をつけていった。すると、猫は墓に入っていった。墓の中から、「生身の人間に叩かれた。」と話し声が聞こえた。それから、仲間の猫が「人の家を荒らしているのだから当然だ。」というと、叩かれた猫は、「明日の暁、皆が寝静まって鼻の穴をくすぐってクシャミをさせて殺してやる。」と言った。すると、仲間の猫が「生身の人間は頭がいいので、一度クシャミをすると、クックイ、二度するとトーリハナというので、これで引き返しのなるからなんにもならない。」といった。
| レコード番号 | 47O150092 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C006 |
| 決定題名 | クスケー由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲皿善行 |
| 話者名かな | なかさらぜんこう |
| 生年月日 | 18950309 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19750804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T11A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 日本昔話通観第26巻 P178 |
| キーワード | 猫,尾行,穴,くしゃみ, |
| 梗概(こうがい) | ある家で、夕飯の残りのご飯に毎日のように手の跡がついていた。若い嫁さんは自分の片付け方が悪いのかと、鍋の側に寝る。真夜中になって物音がしたので嫁さんは用意していたヘラで叩いた。「ニャーオ」という鳴き声は猫であったが、猫が人の手形を付けるだろうかと不思議に思い猫の後をつけていった。すると、猫は墓に入っていった。墓の中から、「生身の人間に叩かれた。」と話し声が聞こえた。それから、仲間の猫が「人の家を荒らしているのだから当然だ。」というと、叩かれた猫は、「明日の暁、皆が寝静まって鼻の穴をくすぐってクシャミをさせて殺してやる。」と言った。すると、仲間の猫が「生身の人間は頭がいいので、一度クシャミをすると、クックイ、二度するとトーリハナというので、これで引き返しのなるからなんにもならない。」といった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:58 |
| 物語の時間数 | 5:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |