夫が商売女と仲良くなってよ、いつもそこに通うから、だからがよ、女はよ、「こんな女と仲良くなって。」といって、最初のうちは夫と喧嘩もしたはずだけどね、喧嘩しても効き目ないからと思ってよ、諦めてからもう雨の降る日だったそうだ。「今日も行かれるの。」「行くさ。」と言うからがよ、「じゃあ、雨降りそうだからね、傘を持っていきなさい。」と言うからが、男は不思議に思ってね、普通の女ならいつも喧嘩ばかり、「あんな所に行くのは絶対止めなさい。」というくらいでしょう。だけどもあんなに親切にね、
傘を持っていきなさいと。「これはやましい心がある。あんなに言うから、これも確かこれがいるはず。これの後を確かめよう。」と思ってね、その男が、隠れてよ、あの覗いてみたって。したら、女はもう寂しいでしょう。寂しいもんだから、男が出て行ったら、自分一人でただ三味線を弾いて気慰めておったって。男がもう隠れて見ていたら三味線を弾いている姿がね、とっても綺麗くてよ、優しくてよ、それを見て男は、わぁー泣いてよ、「なんで自分の妻にこんないい女がおってよ、自分はあんな商売女に惚れていたかね。」と言って泣いてね、詫びして仲良くなったって。だからが芸は身を助けるというのはあんなこと。
| レコード番号 | 47O150518 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C030 |
| 決定題名 | 夫の改心(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 横目クヤマ |
| 話者名かな | よこめくやま |
| 生年月日 | 19060727 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19950320 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜 T109 A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話 P72 |
| キーワード | 夫,商売女,喧嘩,雨,傘,やましい心,三味線 |
| 梗概(こうがい) | 夫が商売女と仲良くなってよ、いつもそこに通うから、だからがよ、女はよ、「こんな女と仲良くなって。」といって、最初のうちは夫と喧嘩もしたはずだけどね、喧嘩しても効き目ないからと思ってよ、諦めてからもう雨の降る日だったそうだ。「今日も行かれるの。」「行くさ。」と言うからがよ、「じゃあ、雨降りそうだからね、傘を持っていきなさい。」と言うからが、男は不思議に思ってね、普通の女ならいつも喧嘩ばかり、「あんな所に行くのは絶対止めなさい。」というくらいでしょう。だけどもあんなに親切にね、 傘を持っていきなさいと。「これはやましい心がある。あんなに言うから、これも確かこれがいるはず。これの後を確かめよう。」と思ってね、その男が、隠れてよ、あの覗いてみたって。したら、女はもう寂しいでしょう。寂しいもんだから、男が出て行ったら、自分一人でただ三味線を弾いて気慰めておったって。男がもう隠れて見ていたら三味線を弾いている姿がね、とっても綺麗くてよ、優しくてよ、それを見て男は、わぁー泣いてよ、「なんで自分の妻にこんないい女がおってよ、自分はあんな商売女に惚れていたかね。」と言って泣いてね、詫びして仲良くなったって。だからが芸は身を助けるというのはあんなこと。 |
| 全体の記録時間数 | 2:46 |
| 物語の時間数 | 2:44 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |