昔ね、これはよ、何かと言ったら、爺さんがよ、「あんたたちに男が来ていつも娘の所に来て、あの男はかたきさ。」といってあったの。あの麻はひねるでしょ。この麻はもう何万、いや何千何万ってあるでしょ。だから、「これに針抜いてからよ、あの男が来たらね、あの人が来たらよ、知らん顔して後ろから刺してよ、あれの後追っていけ。」と言って刺してね、どこに行くか分からんからあの糸を頼って行ったらね、あの穴に入って、ハブになっておるって。「ハブが人に化けてきてあの娘をよ、もう妊娠させたから、ハブの子どもだから早く堕ろしなさい。」女がよ、もう妊娠しておったって。してから隣の婆ちゃんがね、この親にね、「あんたたちの娘は妊娠してる子どもをよ、人の子どもを産んでるか。」というから、「どうすれば
いいか。」「私の言う通りして下さい。」と言って。「何すればいいか。「三月三日にね、菱形のお餅よ、あれを作って食べてね、やくのバリといったら海のこんなにこっちからこっちに越えて、こっちからこっちに越える所から、あんな所七回越えてきなさい。」と言ってね、来たらよ、あの女がね、来たらよ来てあの夜はよ、寝床によハブの子どもいっぱい産んであったって。これは今も三月三日であるでしょ。
| レコード番号 | 47O150513 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C030 |
| 決定題名 | 蛇婿入り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 横目クヤマ |
| 話者名かな | よこめくやま |
| 生年月日 | 19060727 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19950320 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜 T109 A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話 P66 |
| キーワード | かたき,麻,針,糸,穴,ハブ,妊娠,三月三日,菱形のお餅,バリ |
| 梗概(こうがい) | 昔ね、これはよ、何かと言ったら、爺さんがよ、「あんたたちに男が来ていつも娘の所に来て、あの男はかたきさ。」といってあったの。あの麻はひねるでしょ。この麻はもう何万、いや何千何万ってあるでしょ。だから、「これに針抜いてからよ、あの男が来たらね、あの人が来たらよ、知らん顔して後ろから刺してよ、あれの後追っていけ。」と言って刺してね、どこに行くか分からんからあの糸を頼って行ったらね、あの穴に入って、ハブになっておるって。「ハブが人に化けてきてあの娘をよ、もう妊娠させたから、ハブの子どもだから早く堕ろしなさい。」女がよ、もう妊娠しておったって。してから隣の婆ちゃんがね、この親にね、「あんたたちの娘は妊娠してる子どもをよ、人の子どもを産んでるか。」というから、「どうすれば いいか。」「私の言う通りして下さい。」と言って。「何すればいいか。「三月三日にね、菱形のお餅よ、あれを作って食べてね、やくのバリといったら海のこんなにこっちからこっちに越えて、こっちからこっちに越える所から、あんな所七回越えてきなさい。」と言ってね、来たらよ、あの女がね、来たらよ来てあの夜はよ、寝床によハブの子どもいっぱい産んであったって。これは今も三月三日であるでしょ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:34 |
| 物語の時間数 | 3:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |