御嶽については幸地玉金(こうち たまがに)という人との関係で、始めて鉄器がここに、運ばれて来たという事で、この農村ですから、そこで、ここの崎原御嶽(さきはらおたけ)は、村の鉄器と繁栄のはじまりと言って、この関係で御嶽が出来ているということは聞かされておりますけどね。それで、豊年祭の時に東に向かって歌う、あの「東節(あがりぶす)」の歌の中にも、東から来る舟とかいってね、歌詞がありますよね。 多分これは九州、鹿児島の坊津かに流れ着いたとか。ただ、農機具の鉄器を積んで、こちらに来たということがこちらの始まりじゃないかなと言うことも考えられるけども。東節という豊年祭の歌は、大浜は来る舟で白保の方は、東から通る舟と歌うらしい。だから、その迎える手招きをしながら歌を歌うんですよね。 今はあの、登野城の東のサザンゲートから下に行くと、水路が一つ小さいのがありますよね。向こうは流れが早いですよね。昔の筏は、宮良の方の前を通って来ると、宮良湾に通じた大浜の口があるでしょ。そこを通って、こちらの大浜の東のほうに来ました。昔はもっと深かったと思うけどね、今だんだん段々浅くなって、今干潮になると、舟は通りませんよ。私たちの小さいころはまでは、ある程度、刳り舟が通るくらい水はあったと思うけどね、今は完全に潮が引くと通らないね。だから隆起してるのか、それともどういう風にそこが変わってるのか分からんけど、そこからよくこの筏に乗って、私たちのばあちゃん時代迄は、オラ
ンダの船が、筏みたいので通ったということで、話をしとったと思うんだけど。これからすると、やはりこっちには入りやすかったと思うさな。今でも宮良の前には、前では泊まらんけれども、北風が吹くと船がよく泊まりますよ。こちらを通る船は良くこちらに入るんです。そして、波が静まると下に行ったりしますけどね。そういう一つの通路になっておったんじゃないかなと思うんですよ。それで、幸地玉金が始めて、石垣島に運んできたという話を聞いておりますけどね。
| レコード番号 | 47O150504 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C030 |
| 決定題名 | 幸地玉金(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 前津栄一 |
| 話者名かな | まえつえいいち |
| 生年月日 | 19260730 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市竹富町波照間 |
| 記録日 | 19950320 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜 T108 B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話 P11 |
| キーワード | 御嶽,幸地玉金,鉄器,崎原御嶽,繁栄,豊年祭,東,歌,東節,舟,鹿児島,坊津,農機具,大浜,白保,手招き,登野城,水路,筏,宮良,干潮,刳り舟,石垣島 |
| 梗概(こうがい) | 御嶽については幸地玉金(こうち たまがに)という人との関係で、始めて鉄器がここに、運ばれて来たという事で、この農村ですから、そこで、ここの崎原御嶽(さきはらおたけ)は、村の鉄器と繁栄のはじまりと言って、この関係で御嶽が出来ているということは聞かされておりますけどね。それで、豊年祭の時に東に向かって歌う、あの「東節(あがりぶす)」の歌の中にも、東から来る舟とかいってね、歌詞がありますよね。 多分これは九州、鹿児島の坊津かに流れ着いたとか。ただ、農機具の鉄器を積んで、こちらに来たということがこちらの始まりじゃないかなと言うことも考えられるけども。東節という豊年祭の歌は、大浜は来る舟で白保の方は、東から通る舟と歌うらしい。だから、その迎える手招きをしながら歌を歌うんですよね。 今はあの、登野城の東のサザンゲートから下に行くと、水路が一つ小さいのがありますよね。向こうは流れが早いですよね。昔の筏は、宮良の方の前を通って来ると、宮良湾に通じた大浜の口があるでしょ。そこを通って、こちらの大浜の東のほうに来ました。昔はもっと深かったと思うけどね、今だんだん段々浅くなって、今干潮になると、舟は通りませんよ。私たちの小さいころはまでは、ある程度、刳り舟が通るくらい水はあったと思うけどね、今は完全に潮が引くと通らないね。だから隆起してるのか、それともどういう風にそこが変わってるのか分からんけど、そこからよくこの筏に乗って、私たちのばあちゃん時代迄は、オラ ンダの船が、筏みたいので通ったということで、話をしとったと思うんだけど。これからすると、やはりこっちには入りやすかったと思うさな。今でも宮良の前には、前では泊まらんけれども、北風が吹くと船がよく泊まりますよ。こちらを通る船は良くこちらに入るんです。そして、波が静まると下に行ったりしますけどね。そういう一つの通路になっておったんじゃないかなと思うんですよ。それで、幸地玉金が始めて、石垣島に運んできたという話を聞いておりますけどね。 |
| 全体の記録時間数 | 7:08 |
| 物語の時間数 | 6:54 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |