このクイツっつうのは、この裏からその山を向こうに越えることがクイツなのね。そこの山を越えていく道、それに、伊原間クイツとか、クシタクイツとか、底原クイツとか、そういったね、クイツっていう名前があるわけなのね。これは西表の山にもあるわけね。石垣島であったれば、この東から、裏石垣にね、こっちからこうして山を越えて横断していく道、昔は人間だけしか越えられないからやっとしか通れない、こういったクイツがあったわけ。 だから、ここの部落の男、ここの部落の女がね、このクイツに登ってきて、ここでお互いに話して、逢い引きと言うんかしたんだが、そしてね、お互いにほら、そこで、石をコンコンコンコンコン突っ付きながら
、話するわけ。こうしてコンコンコンコン打ちながらよ、コンコンコンコンコン打ちながら話して、それがしょっちゅうやっておったから、このいつもこれ穴開くわけさ。これが男のこう叩いた穴よりかね、女の方の叩いた穴のほうがね、大っきんだよ。女の方が愛情深いということをね、これでまたまた言うわけ。
| レコード番号 | 47O150468 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C027 |
| 決定題名 | クイツ岩(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 小底致市 |
| 話者名かな | こそこちいち |
| 生年月日 | 19110821 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19950320 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜 T106 B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話 P46 |
| キーワード | クイツ,伊原間クイツ,クシタクイツ,底原クイツ,裏石垣,逢い引き,穴 |
| 梗概(こうがい) | このクイツっつうのは、この裏からその山を向こうに越えることがクイツなのね。そこの山を越えていく道、それに、伊原間クイツとか、クシタクイツとか、底原クイツとか、そういったね、クイツっていう名前があるわけなのね。これは西表の山にもあるわけね。石垣島であったれば、この東から、裏石垣にね、こっちからこうして山を越えて横断していく道、昔は人間だけしか越えられないからやっとしか通れない、こういったクイツがあったわけ。 だから、ここの部落の男、ここの部落の女がね、このクイツに登ってきて、ここでお互いに話して、逢い引きと言うんかしたんだが、そしてね、お互いにほら、そこで、石をコンコンコンコンコン突っ付きながら 、話するわけ。こうしてコンコンコンコン打ちながらよ、コンコンコンコンコン打ちながら話して、それがしょっちゅうやっておったから、このいつもこれ穴開くわけさ。これが男のこう叩いた穴よりかね、女の方の叩いた穴のほうがね、大っきんだよ。女の方が愛情深いということをね、これでまたまた言うわけ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:57 |
| 物語の時間数 | 0:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |