昔、宇根屋(うーにんやー)って家があったんですよね。家(うち)の今の子孫は、古堅ですよね。古堅宗成さんの家の先祖がウーニンヤーです。今も屋号が宇根で、姓が古堅です。 昔、宇根の先祖が洞窟に住んでいらして、そいで、小浜上原屋(こはまうえばるやー)が、そのお家の隣近所で、お友達だったんでしょうねぇ。そういうことで、この二人が見たら、小鳥のピースが、洞窟のところで、こうさえずっているもんだから、「確かに鳥はいるということは、ここに水があるんじゃないかな。」ということで、探してみたところ、この井戸になる水があった。この井戸というのは、けむったものではないでしょう。湧き水でしょ。それを、ちゃんとこうやって石囲いしたりして使えるようにした。そして、大浜部落は、もう夏、雨が降らないとねえ、水が無いんですよ。それで、ここは、井戸があっても、甘水じゃないんですからね。お汁とかするのは、自分の家の井戸でするんですけども、飲み水。ご飯炊いたりするのは、あすこから水を担いできて、使っていたんですよ。それでね、私たち小さい時、向こうからですよ、たごですね、一斗缶担いで、あすこまで行って、それに飲み水にする水を汲んで、お家まで、水担いで来たんです。そいで、部落の人、とっても助かってたんです。それで、向こうはもう水の神様として、部落で拝んだんじゃないですか。今でも自分の先祖が拝んだところだからということで、っている人いらっしゃるんですよ。今でもこの子孫が、豊年祭にはね、拝んでいますよ。
| レコード番号 | 47O150360 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C022 |
| 決定題名 | ウニンガー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上間慶 |
| 話者名かな | うえまけい |
| 生年月日 | 19210818 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19940824 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜 T100 A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話 P49 |
| キーワード | 宇根屋,古堅宗成,先祖,ウーニンヤー,洞窟,小浜上原屋,小鳥,ピース,井戸,湧き水,大浜部落,甘水,水の神様,豊年祭 |
| 梗概(こうがい) | 昔、宇根屋(うーにんやー)って家があったんですよね。家(うち)の今の子孫は、古堅ですよね。古堅宗成さんの家の先祖がウーニンヤーです。今も屋号が宇根で、姓が古堅です。 昔、宇根の先祖が洞窟に住んでいらして、そいで、小浜上原屋(こはまうえばるやー)が、そのお家の隣近所で、お友達だったんでしょうねぇ。そういうことで、この二人が見たら、小鳥のピースが、洞窟のところで、こうさえずっているもんだから、「確かに鳥はいるということは、ここに水があるんじゃないかな。」ということで、探してみたところ、この井戸になる水があった。この井戸というのは、けむったものではないでしょう。湧き水でしょ。それを、ちゃんとこうやって石囲いしたりして使えるようにした。そして、大浜部落は、もう夏、雨が降らないとねえ、水が無いんですよ。それで、ここは、井戸があっても、甘水じゃないんですからね。お汁とかするのは、自分の家の井戸でするんですけども、飲み水。ご飯炊いたりするのは、あすこから水を担いできて、使っていたんですよ。それでね、私たち小さい時、向こうからですよ、たごですね、一斗缶担いで、あすこまで行って、それに飲み水にする水を汲んで、お家まで、水担いで来たんです。そいで、部落の人、とっても助かってたんです。それで、向こうはもう水の神様として、部落で拝んだんじゃないですか。今でも自分の先祖が拝んだところだからということで、っている人いらっしゃるんですよ。今でもこの子孫が、豊年祭にはね、拝んでいますよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:55 |
| 物語の時間数 | 2:22 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |