姥捨山といって、年寄りは、やがて、山に、姥捨山といって、山に連れて行って、してたことがあるでしょ。どの辺にあるかこれも、分からない。この、姥捨て山は、何処にあったかは。そうらしいよ。こんなに、年を弱って、捨てて、あるとき、いろんな、上の人から、これ分かるか、これ分かるか、これ分かるかといって、何、言いつけたものが、分からんから、ある一人が行って、姥捨山の所に行って、婆ちゃんに、〔聞き取り不能〕いえば、もう、自分の婆ちゃんだったか。分からんさね。したところの木をよ、落としつつ、「こっちから、行ったな。」と言って、木を落としつつ、行って、婆ちゃんから、聞いたらしいさ。「こんなことあるんだけど、婆ちゃんこんなこと分かる。」と言って、言ったところがよ、「こんなに、こんなに、言いなさいね。」と言ったところが、当たって、今から、年寄りは、宝といって、それから、やらないということも、伝説でありますよ。これはよ、一つはね、灰の縄。灰で、縄、縄、縄れないでしょ。そういってね、何、五寸釘と、大きな材木。これと、もう一つは、何だったかな、もう一つは、何のことがあったか。三つの問題を出してよ、この婆ちゃんに聞いたら、もう、このこと、やって、解釈して、やったもんだから、今は、「本当に、年寄りが、宝だね。」と言って、それから、爺ちゃん、婆ちゃんを捨てなかったということがありますよ。灰で、縄縄れないでしょ。フガナといって、この、山に、葉っぱか、この長くして、〔聞き取り不能〕いえば、この、何、クバの葉に、付いてる、これが、あんなものがあるでしょ。この、マーミンガーと言ってよ、あれに、こんな、縄の、物があるさね。黒いものが。あれを持ってきてね、縄なして、縄に、なしてよ、これを火付けてね、この、見せたらしいさ。それから、この、縄を、ただ、そのまま、縄のなった、同じように、灰は、そのまま、おったです。これでね、やっぱしだなと思ってよ。五寸釘と、材木というのはね、五寸釘と、何、材木のマギーの、何処が重いかと言って、誰に言っても、小さいもの、小さいでも、大きいものが、重いと思うでしょ。これはね、五寸釘は、重いでしょ。おっきい木よりも、重いでしょ。五寸釘は。落としたら、沈むでしょ。これは、落っこるでしょ。だから、小さかっても、あれといってよ、「これ、答えはね、五寸釘と言え。」と言われて、言え、と言ったんです。やっぱし、やったら、そうでしょ。木は上か。もう一つ、なんて言ったかな。これ、忘れたさ。こんなことも言って、それからが、年寄りは、宝といって、姥捨て山に捨てなかったという話があります。人の知恵と言うものはね、年寄りの知恵と言うものは、本当に、珍しいよ。
| レコード番号 | 47O330443 |
|---|---|
| CD番号 | 47O33C036 |
| 決定題名 | 姥捨山(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲島タマ |
| 話者名かな | なかしまたま |
| 生年月日 | 19161222 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 白保 |
| 記録日 | 19980906 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T141 白保 A-13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 聴く語る創る第10号特集石垣島の民話 沖縄伝承話資料センター編 日本民話の会・発行発売P82 八重山諸島民話集 遠藤庄治P74 |
| キーワード | 姥捨山,年寄り,知恵 |
| 梗概(こうがい) | 姥捨山といって、年寄りは、やがて、山に、姥捨山といって、山に連れて行って、してたことがあるでしょ。どの辺にあるかこれも、分からない。この、姥捨て山は、何処にあったかは。そうらしいよ。こんなに、年を弱って、捨てて、あるとき、いろんな、上の人から、これ分かるか、これ分かるか、これ分かるかといって、何、言いつけたものが、分からんから、ある一人が行って、姥捨山の所に行って、婆ちゃんに、〔聞き取り不能〕いえば、もう、自分の婆ちゃんだったか。分からんさね。したところの木をよ、落としつつ、「こっちから、行ったな。」と言って、木を落としつつ、行って、婆ちゃんから、聞いたらしいさ。「こんなことあるんだけど、婆ちゃんこんなこと分かる。」と言って、言ったところがよ、「こんなに、こんなに、言いなさいね。」と言ったところが、当たって、今から、年寄りは、宝といって、それから、やらないということも、伝説でありますよ。これはよ、一つはね、灰の縄。灰で、縄、縄、縄れないでしょ。そういってね、何、五寸釘と、大きな材木。これと、もう一つは、何だったかな、もう一つは、何のことがあったか。三つの問題を出してよ、この婆ちゃんに聞いたら、もう、このこと、やって、解釈して、やったもんだから、今は、「本当に、年寄りが、宝だね。」と言って、それから、爺ちゃん、婆ちゃんを捨てなかったということがありますよ。灰で、縄縄れないでしょ。フガナといって、この、山に、葉っぱか、この長くして、〔聞き取り不能〕いえば、この、何、クバの葉に、付いてる、これが、あんなものがあるでしょ。この、マーミンガーと言ってよ、あれに、こんな、縄の、物があるさね。黒いものが。あれを持ってきてね、縄なして、縄に、なしてよ、これを火付けてね、この、見せたらしいさ。それから、この、縄を、ただ、そのまま、縄のなった、同じように、灰は、そのまま、おったです。これでね、やっぱしだなと思ってよ。五寸釘と、材木というのはね、五寸釘と、何、材木のマギーの、何処が重いかと言って、誰に言っても、小さいもの、小さいでも、大きいものが、重いと思うでしょ。これはね、五寸釘は、重いでしょ。おっきい木よりも、重いでしょ。五寸釘は。落としたら、沈むでしょ。これは、落っこるでしょ。だから、小さかっても、あれといってよ、「これ、答えはね、五寸釘と言え。」と言われて、言え、と言ったんです。やっぱし、やったら、そうでしょ。木は上か。もう一つ、なんて言ったかな。これ、忘れたさ。こんなことも言って、それからが、年寄りは、宝といって、姥捨て山に捨てなかったという話があります。人の知恵と言うものはね、年寄りの知恵と言うものは、本当に、珍しいよ。 |
| 全体の記録時間数 | 4:21 |
| 物語の時間数 | 4:07 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |