ビルカメ御嶽由来(共通語)

概要

境を分けるためには、昔の兄弟、侍が、やったと言うことは聞いたことあります。兄さんと、兄弟男二人がいて、白保と宮良の区切りを付けるためには、長男兄さんが、宮良だったわけさね。宮良部落にいるさね。次男が白保部落におるわけさ。兄弟二人が出てきてから、土地を二人で分け合おう。土地を区切りにして、そっちはあんたの分、こっちは俺の分とやろうということで、やったと言うのが。宮良の兄さんはね。宮良の東〔聞き取り不能〕くいだし。浅瀬があるさね。浅瀬があるから、宮良は渡っていけるから、渡地(わたんじ)。宮良渡地。で、石を渡ってくるから、これから西は僕の領地だよと行って。この石を並べるのが嫌な兄さんは、〔聞き取り不能〕石を並べることだから、どんどん並べていくから、〔聞き取り不能〕ここ、積みきれんかったわけさ。次男の兄さんのほうは、轟川の所にも森山フジとあるわけさね。森山フジと行って、昔、森山という畑にあったらしい。フジというわけだね。ここから、森山フジと言うところから、轟川という下の所から石を積んでくるときに、よし、次男は遠いところだから、あんまりできないだろうと、兄さんは、安心して、石を引っ付けて、どんどん引っ付けて、こうして、引っ付けてきたわけさね。次男はそうでない。長い石を持ってきて橋を架けるわけさね。橋を架けて、中、開いてるでしょ。これ、乗せて、石を乗せたら、長くできるでしょ。理屈的に。これが、アンパル石。網のね、中、開いてるでしょ。〔聞き取り不能〕網のしかくの、繋いでるでしょ。こっちの角と角、繋いでるでしょ。こっちが開いてるでしょ。これが、網で、アンパル石という。アンパル隅という。アンパル隅と言うのは、網のあれように。開いてもいいからと言って、この筋さえ通せばいいと行って、次男の兄さんは、利口だったわけさ。積んで、どんどん来て、宮良牧場の方。宮良の後ろによ、東瓦、西瓦といってお宮があるわけさ。石が立ってるよ。東瓦という石は小さいさ。西瓦という石は、兄さんだから、ちょっと、長いわけさ。東瓦、西瓦という。宮良の言葉だからよ。ああいう石があるわけ。二個までだよと決めて。次男の兄さんは利口だから、どんどんどんどんと積んで、仕事がはかどったわけさ。長男の兄さんは、〔聞き取り不能〕あんまり仕事がはかどらないわけさ。轟からフジまでは長いでしょ。宮良は、すぐ東だから、〔聞き取り不能〕距離が少ないさ。だから、次男兄さんの領地が大きいと言うことで、区切りはちゃんと、分けてあるから、、兄さんは、こっちだけだよ。これから、踏んだところから北は、みんな白保の、僕の領地である。兄さんが言った、僕なんか二人の約束だからよ。僕のとこ、大きかれ、少なかれ、仕方がない。やった以上〔聞き取り不能〕次男の兄さんが、やっとくと。だから宮良の領地が少ないと言うのは、こういうこと。

再生時間:6:47

民話詳細DATA

レコード番号 47O330147
CD番号 47O33C011
決定題名 ビルカメ御嶽由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 大泊成吉
話者名かな おおどまりせいきち
生年月日 19231019
性別
出身地 白保
記録日 19960912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T121 白保 B-04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ビルカメ御嶽,白保,宮良,土地わけ
梗概(こうがい) 境を分けるためには、昔の兄弟、侍が、やったと言うことは聞いたことあります。兄さんと、兄弟男二人がいて、白保と宮良の区切りを付けるためには、長男兄さんが、宮良だったわけさね。宮良部落にいるさね。次男が白保部落におるわけさ。兄弟二人が出てきてから、土地を二人で分け合おう。土地を区切りにして、そっちはあんたの分、こっちは俺の分とやろうということで、やったと言うのが。宮良の兄さんはね。宮良の東〔聞き取り不能〕くいだし。浅瀬があるさね。浅瀬があるから、宮良は渡っていけるから、渡地(わたんじ)。宮良渡地。で、石を渡ってくるから、これから西は僕の領地だよと行って。この石を並べるのが嫌な兄さんは、〔聞き取り不能〕石を並べることだから、どんどん並べていくから、〔聞き取り不能〕ここ、積みきれんかったわけさ。次男の兄さんのほうは、轟川の所にも森山フジとあるわけさね。森山フジと行って、昔、森山という畑にあったらしい。フジというわけだね。ここから、森山フジと言うところから、轟川という下の所から石を積んでくるときに、よし、次男は遠いところだから、あんまりできないだろうと、兄さんは、安心して、石を引っ付けて、どんどん引っ付けて、こうして、引っ付けてきたわけさね。次男はそうでない。長い石を持ってきて橋を架けるわけさね。橋を架けて、中、開いてるでしょ。これ、乗せて、石を乗せたら、長くできるでしょ。理屈的に。これが、アンパル石。網のね、中、開いてるでしょ。〔聞き取り不能〕網のしかくの、繋いでるでしょ。こっちの角と角、繋いでるでしょ。こっちが開いてるでしょ。これが、網で、アンパル石という。アンパル隅という。アンパル隅と言うのは、網のあれように。開いてもいいからと言って、この筋さえ通せばいいと行って、次男の兄さんは、利口だったわけさ。積んで、どんどん来て、宮良牧場の方。宮良の後ろによ、東瓦、西瓦といってお宮があるわけさ。石が立ってるよ。東瓦という石は小さいさ。西瓦という石は、兄さんだから、ちょっと、長いわけさ。東瓦、西瓦という。宮良の言葉だからよ。ああいう石があるわけ。二個までだよと決めて。次男の兄さんは利口だから、どんどんどんどんと積んで、仕事がはかどったわけさ。長男の兄さんは、〔聞き取り不能〕あんまり仕事がはかどらないわけさ。轟からフジまでは長いでしょ。宮良は、すぐ東だから、〔聞き取り不能〕距離が少ないさ。だから、次男兄さんの領地が大きいと言うことで、区切りはちゃんと、分けてあるから、、兄さんは、こっちだけだよ。これから、踏んだところから北は、みんな白保の、僕の領地である。兄さんが言った、僕なんか二人の約束だからよ。僕のとこ、大きかれ、少なかれ、仕方がない。やった以上〔聞き取り不能〕次男の兄さんが、やっとくと。だから宮良の領地が少ないと言うのは、こういうこと。
全体の記録時間数 6:49
物語の時間数 6:47
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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