鍋掻き浜(方言)

概要

今から、そうだね、この一六四八年だというから、三二〇年ほど前、波照間にあった鍋掻(なびす)き浜という所の話をしたいと思うんですよ。波照間には鍋掻き浜というだけしか浜は無いそうです。波照間は島が小さくて人口は多い、で税金は高いもんだから、一〇家族とかがね、「なんとか税金の無い島に行って生活したい。」と思ってねぇ、筏(いかだ)を作ったり船を作ったりしてねぇ、波照間から脱島したそうですよ。それがね、南波照間(はいはてるま)というところに行っておるということで、南波照間という島があるという伝説があるんですよね。ところがですね、五、六年前にある人がこの南波照間という島を探しに行ったんですよ。これだけ人が島から逃げ出しているからね。どっかに今も南波照間という島があるということを考えて島に行って着いて、また島を形成していると考えてですね、「たぶん台湾方面だろう。」と思って行ってねぇ、「これは波照間から分かれた島だから、言葉か何かにね、波照間的な言葉使いとかというのがあるはず。」と思ってうんと探しているんだがこれは探せないんです。そしたらねぇ、これ波照間からもう逃げ出して行った人はどうなったか。これは多分遭難したんだろうって予想ですよね。

再生時間:3:30

民話詳細DATA

レコード番号 47O330044
CD番号 47O33C003
決定題名 鍋掻き浜(方言)
話者がつけた題名
話者名 米盛太郎
話者名かな よねもりたろう
生年月日 19050328
性別
出身地
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T40 白保2 B-2
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 世間話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 波照間,鍋掻き浜
梗概(こうがい) 今から、そうだね、この一六四八年だというから、三二〇年ほど前、波照間にあった鍋掻(なびす)き浜という所の話をしたいと思うんですよ。波照間には鍋掻き浜というだけしか浜は無いそうです。波照間は島が小さくて人口は多い、で税金は高いもんだから、一〇家族とかがね、「なんとか税金の無い島に行って生活したい。」と思ってねぇ、筏(いかだ)を作ったり船を作ったりしてねぇ、波照間から脱島したそうですよ。それがね、南波照間(はいはてるま)というところに行っておるということで、南波照間という島があるという伝説があるんですよね。ところがですね、五、六年前にある人がこの南波照間という島を探しに行ったんですよ。これだけ人が島から逃げ出しているからね。どっかに今も南波照間という島があるということを考えて島に行って着いて、また島を形成していると考えてですね、「たぶん台湾方面だろう。」と思って行ってねぇ、「これは波照間から分かれた島だから、言葉か何かにね、波照間的な言葉使いとかというのがあるはず。」と思ってうんと探しているんだがこれは探せないんです。そしたらねぇ、これ波照間からもう逃げ出して行った人はどうなったか。これは多分遭難したんだろうって予想ですよね。
全体の記録時間数 3:43
物語の時間数 3:30
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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