マツガネユンタ(共通語)

概要

 昔、母子、母と子供の二人の家庭があって、あまり貧しいもんだから子供は毎朝行って、人の畑から掘り残した芋などを拾ってきて生活をしておったそうでありますが、ある朝他人の畑に行って拾い芋をしていたら、ここの田畑の取り締まり員の人に、「人のものを勝手に取ってはいかない。」ということで、叩かれて家に帰ってきて、母親に、「今日は行って人の畑で拾い芋をしておったら、取り締まりの人に怒られて帰ってきた。」という話をすると母親は、「もう父親もいない。また田や畑も無いので、人のものをもらって食っているものには仕方ないことだ。だが、しかし、これを機会にうんと働いて、財産ももうけ生活も豊かになるようにうんと働きなさい。」って教えられて、それから働き出して、田や畑も作る。最後には、山に行って木も採ってきて、自分で立派に家を建てて、その落成のお祝いの式場に、自分が芋掘りに行って叩かれた、あの係りの人を呼んで、一緒に喜んでもらったら、この怒って叩いて行かしたその係りの人は、その式場ですぐ即席でマツガネユンタを作ったということであります。

再生時間:2:09

民話詳細DATA

レコード番号 47O330041
CD番号 47O33C003
決定題名 マツガネユンタ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 米盛太郎
話者名かな よねもりたろう
生年月日 19050328
性別
出身地
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T40 白保2 A-10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 世間話
発句(ほっく) むかし
伝承事情
文字化資料
キーワード マツガネユンタ,貧しい暮らし
梗概(こうがい)  昔、母子、母と子供の二人の家庭があって、あまり貧しいもんだから子供は毎朝行って、人の畑から掘り残した芋などを拾ってきて生活をしておったそうでありますが、ある朝他人の畑に行って拾い芋をしていたら、ここの田畑の取り締まり員の人に、「人のものを勝手に取ってはいかない。」ということで、叩かれて家に帰ってきて、母親に、「今日は行って人の畑で拾い芋をしておったら、取り締まりの人に怒られて帰ってきた。」という話をすると母親は、「もう父親もいない。また田や畑も無いので、人のものをもらって食っているものには仕方ないことだ。だが、しかし、これを機会にうんと働いて、財産ももうけ生活も豊かになるようにうんと働きなさい。」って教えられて、それから働き出して、田や畑も作る。最後には、山に行って木も採ってきて、自分で立派に家を建てて、その落成のお祝いの式場に、自分が芋掘りに行って叩かれた、あの係りの人を呼んで、一緒に喜んでもらったら、この怒って叩いて行かしたその係りの人は、その式場ですぐ即席でマツガネユンタを作ったということであります。
全体の記録時間数 2:26
物語の時間数 2:09
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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