イナガヨウジ(共通語)

概要

長男と次男と父親と三人いた。父親は盲になってしまい、こんな親では立派な嫁さんが来ないと思って、その親を殺すために二人の兄弟が計画して船に乗せてリーフにおろした。潮干狩りするから待っていてねと言って家に逃げて言った。潮が満ちてきて、どのあたりまできたら死ぬのは当然で、そうする計画であった。とうとう潮が満ちてきて、どのあたりまできたので、声のある限り呼んでも来てくれない。捨てられたほうが悪いか、捨てたほうが悪いか天で裁いてくれ。そうしたときに何かわからないけど、自分を乗せて島まで渡してくれた。海へでてくる人がみてこれを助けてくれた。そして、家まで届けた。死ぬと思ったけど生きているということで、子供二人はこの家にいないほうが良いと旅に出ようということで、旅にでる計画をした。この父親は隣の人に家の子供が旅に出る計画をしているが船に乗って行って見えなくなったらはしごをかけてくれと頼んでおいた。子供二人は船に乗って行って、その時に、「隣の人が船が見えなくなったからはしごをかけますね。」「うん。はしごをかけてくれ。」と。父親は目も見えないから・・・。イナガヨウジを三本抜いて三回ふったら、たちまち竜巻が起こって、その船は転覆してしまった。だからこれが親不孝のしるし。

再生時間:2:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O330016
CD番号 47O33C002
決定題名 イナガヨウジ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 米盛一雄
話者名かな よねもりかずお
生年月日 19110513
性別
出身地 白保
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T39 白保1 B-6
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 日本民話の会 特集石垣の民話P90
キーワード 長男,次男,父親,盲,親不孝
梗概(こうがい) 長男と次男と父親と三人いた。父親は盲になってしまい、こんな親では立派な嫁さんが来ないと思って、その親を殺すために二人の兄弟が計画して船に乗せてリーフにおろした。潮干狩りするから待っていてねと言って家に逃げて言った。潮が満ちてきて、どのあたりまできたら死ぬのは当然で、そうする計画であった。とうとう潮が満ちてきて、どのあたりまできたので、声のある限り呼んでも来てくれない。捨てられたほうが悪いか、捨てたほうが悪いか天で裁いてくれ。そうしたときに何かわからないけど、自分を乗せて島まで渡してくれた。海へでてくる人がみてこれを助けてくれた。そして、家まで届けた。死ぬと思ったけど生きているということで、子供二人はこの家にいないほうが良いと旅に出ようということで、旅にでる計画をした。この父親は隣の人に家の子供が旅に出る計画をしているが船に乗って行って見えなくなったらはしごをかけてくれと頼んでおいた。子供二人は船に乗って行って、その時に、「隣の人が船が見えなくなったからはしごをかけますね。」「うん。はしごをかけてくれ。」と。父親は目も見えないから・・・。イナガヨウジを三本抜いて三回ふったら、たちまち竜巻が起こって、その船は転覆してしまった。だからこれが親不孝のしるし。
全体の記録時間数 2:39
物語の時間数 2:33
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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