星砂の由来(共通語)

概要

昔、お母さん星は北の方でお父さん星が南で、そのお母さん星がお産の時期になったから、お母さん星は南のお父さん星の神様にね、「お産をしたいんですけどもどこにお産すればいいか。」と聞いたら、お父さん星の神様は、「そんなら竹富島の南の海岸が一番いいから向こうに行ってお産をしなさい。」と言うから、お母さん星は神の御告げ通りに南に行って、ぱあっと沢山の子星を産んだわけね。それを見た海の神様は、「こんな自分の治めてる海に来て許しもなくお産をした。これはけしからん。」と怒って、海蛇を呼んでよ、「こういうことをやっとる。皆噛み殺しなさい。」と命じたから、海蛇は子供の星を皆噛み殺した。それを見たお母さん星は大変悲しんでね、「これは神様の御告げ通りにしたのに、海の神様がこんなに咬み殺させてしまった。」と言ったら、海の神様は、「これはすまんことをした。このまま捨てておけない。」と、そのお詫びとしてね、海蛇に咬み殺された子供達を皆天に上げたから、その後お母さん星の周囲とお父さん星の周囲には全部、何千という星があって、今は星が何千と何億とか沢山あるようになったという話です。そのときに海に流されて残った星は星砂になっているから、竹富島ではその星砂を神のお祭だとか、祖先のお祭だとかのときに香炉に入れて大事にまたお守りにしてお祈りするということです。

再生時間:3:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O341251
CD番号 47O34C096
決定題名 星砂の由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 田本浩
話者名かな たもとひろし
生年月日 19240726
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19980314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T75 B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話、 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード お母さん星,北,お父さん星,南,お産,神様,竹富島の南の海岸,御告げ,子星を,海の神様,許しもなく,怒って,海蛇,噛み殺した,お詫び,天,星,星砂,香炉,お守り,お祈り
梗概(こうがい) 昔、お母さん星は北の方でお父さん星が南で、そのお母さん星がお産の時期になったから、お母さん星は南のお父さん星の神様にね、「お産をしたいんですけどもどこにお産すればいいか。」と聞いたら、お父さん星の神様は、「そんなら竹富島の南の海岸が一番いいから向こうに行ってお産をしなさい。」と言うから、お母さん星は神の御告げ通りに南に行って、ぱあっと沢山の子星を産んだわけね。それを見た海の神様は、「こんな自分の治めてる海に来て許しもなくお産をした。これはけしからん。」と怒って、海蛇を呼んでよ、「こういうことをやっとる。皆噛み殺しなさい。」と命じたから、海蛇は子供の星を皆噛み殺した。それを見たお母さん星は大変悲しんでね、「これは神様の御告げ通りにしたのに、海の神様がこんなに咬み殺させてしまった。」と言ったら、海の神様は、「これはすまんことをした。このまま捨てておけない。」と、そのお詫びとしてね、海蛇に咬み殺された子供達を皆天に上げたから、その後お母さん星の周囲とお父さん星の周囲には全部、何千という星があって、今は星が何千と何億とか沢山あるようになったという話です。そのときに海に流されて残った星は星砂になっているから、竹富島ではその星砂を神のお祭だとか、祖先のお祭だとかのときに香炉に入れて大事にまたお守りにしてお祈りするということです。
全体の記録時間数 3:52
物語の時間数 3:38
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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