蜥蜴の教え(共通語)

概要

ヤモリは家の壁や天井などに住んでいる。昔の家は茅葺だから、山からクサダケを切ってきて、茅をふいて家を作った。壁はクサダケで編んで作った。その中にオスのヤモリがしばられていて、そのまま壁にくくりつけられてしまった。キャッキャッ鳴いても逃げられなかった。そうこうしているうちに、この家の主人が病気になった。妻は毎日看病していた。ある夜、キャッキャ鳴き声がしたので、妻が様子を見てみると、オスのヤモリが壁に縛り付けられていた。そこへメスのヤモリが虫をくわえて、オスに食べさせていた。これは何とか助けてあげなければいけないと、家族に話して、壁を壊してヤモリを山に帰してあげた。夫婦のヤモリは喜んで山に帰って行った。これを見て夫婦が仲がいいというのはいいもんだなと思った。もう一つの話は、同じヤモリだけども、楽ではない生活をしている夫婦がいて、主人が病気になった。主人が仕事はできないので、奥さんが仕方なく奉公に出て、その奉公先で少し食料をわけてもらいながら夫を看病していた。ある夜、壁板の間にヤモリがはさまれて、キャッキャ鳴いていた。開けてみると、そこにはメスのヤモリがいて何かをあげていた。この夫婦も壁を壊してヤモリを助けた。この夫婦も、ヤモリによき夫婦とは何かを教えられた。

再生時間:5:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O341241
CD番号 47O34C096
決定題名 蜥蜴の教え(共通語)
話者がつけた題名 ヤモリの教え
話者名 田本浩
話者名かな たもとひろし
生年月日 19240726
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19980314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T75 A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 石垣島の民話 P96
キーワード ヤモリ,壁,天井,茅葺,クサダケ,オス,ヤモリ,しばられて,家の主人,病気,妻,看病,メス,虫,食べさせていた,助けて,壁を壊して,夫婦,仲,教えられた
梗概(こうがい) ヤモリは家の壁や天井などに住んでいる。昔の家は茅葺だから、山からクサダケを切ってきて、茅をふいて家を作った。壁はクサダケで編んで作った。その中にオスのヤモリがしばられていて、そのまま壁にくくりつけられてしまった。キャッキャッ鳴いても逃げられなかった。そうこうしているうちに、この家の主人が病気になった。妻は毎日看病していた。ある夜、キャッキャ鳴き声がしたので、妻が様子を見てみると、オスのヤモリが壁に縛り付けられていた。そこへメスのヤモリが虫をくわえて、オスに食べさせていた。これは何とか助けてあげなければいけないと、家族に話して、壁を壊してヤモリを山に帰してあげた。夫婦のヤモリは喜んで山に帰って行った。これを見て夫婦が仲がいいというのはいいもんだなと思った。もう一つの話は、同じヤモリだけども、楽ではない生活をしている夫婦がいて、主人が病気になった。主人が仕事はできないので、奥さんが仕方なく奉公に出て、その奉公先で少し食料をわけてもらいながら夫を看病していた。ある夜、壁板の間にヤモリがはさまれて、キャッキャ鳴いていた。開けてみると、そこにはメスのヤモリがいて何かをあげていた。この夫婦も壁を壊してヤモリを助けた。この夫婦も、ヤモリによき夫婦とは何かを教えられた。
全体の記録時間数 6:14
物語の時間数 5:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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