石垣島の始まり(共通語)

概要

昔、太陽の神様が雨の神様に、あんたは下に降りていって島を作りなさいと言われた。太陽の神様は、雨の神様に石と土のかたまりを袋に入れて持たせた。雨の神様はこれを槍の先にぶら下げて虹の橋を下りてきて、その上から荷物を大海に落し、槍の先でかきまぜてできたのが石垣島。そこには植物も何もなかった。そこにアダンが最初に生えてきた。動物がいなかったので、神様はヤドカリをまず作られた。ヤドカリはアダンの下で生活し、赤く熟した実を食べていた。その後人間を作られた。人間もアダンの実を食べていた。そういうことから、ごく最近まで、アダンの木は神木とされ、お盆などの行事の時には供えられていた。それが今はパインに変わった。アダンの実は少し甘みがあり、芯は精進料理などに使われた。

再生時間:4:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O341240
CD番号 47O34C096
決定題名 石垣島の始まり(共通語)
話者がつけた題名
話者名 田本浩
話者名かな たもとひろし
生年月日 19240726
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19980314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T75 A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく) そのむかし
伝承事情
文字化資料
キーワード 太陽の神様,雨の神様,島,石,土,袋,槍の先,虹の橋,大海,石垣島,植物,アダン,動物,ヤドカリ,人間,神木,お盆,パイン
梗概(こうがい) 昔、太陽の神様が雨の神様に、あんたは下に降りていって島を作りなさいと言われた。太陽の神様は、雨の神様に石と土のかたまりを袋に入れて持たせた。雨の神様はこれを槍の先にぶら下げて虹の橋を下りてきて、その上から荷物を大海に落し、槍の先でかきまぜてできたのが石垣島。そこには植物も何もなかった。そこにアダンが最初に生えてきた。動物がいなかったので、神様はヤドカリをまず作られた。ヤドカリはアダンの下で生活し、赤く熟した実を食べていた。その後人間を作られた。人間もアダンの実を食べていた。そういうことから、ごく最近まで、アダンの木は神木とされ、お盆などの行事の時には供えられていた。それが今はパインに変わった。アダンの実は少し甘みがあり、芯は精進料理などに使われた。
全体の記録時間数 5:19
物語の時間数 4:38
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP