天の神様が、ぼた餅をいつも落として人間に食わしたって、しかし、智恵のある者がでてきてよ、「このぼた餅がもしこなかったらお互い困るから蓄えよう。」と蓄えたって。そしたらその日からね、天の神様からぼた餅が落ちてこなかったて。だから海に行ってよ、貝を取って食べておったらよ、これを取っておったらよ、鳥が尻を動かしておったって。ある日また海亀が来てね、浜に上がって交尾したり卵産んだりしたって。それを見たからね、急に恥ずかしくなったから、クバの葉でね、前を隠したらしいよ。それから子供を作ってよ、人間が沢山生まれた。この話は古宇利島だけじゃなく沖縄全体の話だよ。
レコード番号 | 47O341238 |
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CD番号 | 47O34C096 |
決定題名 | 沖縄の人々の始まり(共通語) |
話者がつけた題名 | - |
話者名 | 竹盛生吉郎 |
話者名かな | たけもりせいきちろう |
生年月日 | 19160709 |
性別 | 男 |
出身地 | 沖縄県石垣市字平得 |
記録日 | 19980314 |
記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
元テープ番号 | 石垣市平得 T74 B05 |
元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
分類 | 本格昔話 |
発句(ほっく) | - |
伝承事情 | - |
文字化資料 | - |
キーワード | 天の神様,ぼた餅,落として,人間,智恵のある者,蓄えた,海,貝,鳥,尻,海亀,浜,交尾,恥ずかしくなった,クバの葉,子供,人間,古宇利島,沖縄 |
梗概(こうがい) | 天の神様が、ぼた餅をいつも落として人間に食わしたって、しかし、智恵のある者がでてきてよ、「このぼた餅がもしこなかったらお互い困るから蓄えよう。」と蓄えたって。そしたらその日からね、天の神様からぼた餅が落ちてこなかったて。だから海に行ってよ、貝を取って食べておったらよ、これを取っておったらよ、鳥が尻を動かしておったって。ある日また海亀が来てね、浜に上がって交尾したり卵産んだりしたって。それを見たからね、急に恥ずかしくなったから、クバの葉でね、前を隠したらしいよ。それから子供を作ってよ、人間が沢山生まれた。この話は古宇利島だけじゃなく沖縄全体の話だよ。 |
全体の記録時間数 | 1:31 |
物語の時間数 | 1:16 |
言語識別 | 共通語 |
音源の質 | △ |
テープ番号 | - |
予備項目1 | - |