牧祝い(共通語)

概要

昔は、部落の後ろに小さな牧場があって、隅っこには、牛の繁殖と健康を祈願する小さな御嶽があった。昔は耳バンといって、雌牛だけ耳に小さな切込みを入れて、どこの家の牛か区別できるように印をつけておいた。雄牛は成牛になって種付けする前に牧場から出されてつながれていた。耳バンをつけるときは、牛の子供が生まれても自分勝手に付けてはならなかった。フクギの木に印をつけて各部落にまわし、同じ形の耳バンがないかどうか確認した。牧祝い(マキヨイ)のときはみんな集まって牛の繁殖と健康の祈願をして、耳に印のない牛を連れてきてみんなの前で認めて印をつけた。これは年に二回、春と秋に行なう。そしてその牧祝いのときには、牛や馬を一頭殺して皆で食べる。今でも平久保、伊原間、久宇良あたりでは行なっている。

再生時間:8:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O341218
CD番号 47O34C094
決定題名 牧祝い(共通語)
話者がつけた題名
話者名 田本信精
話者名かな たもとしんせい
生年月日 19170919
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19980314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T73 B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 部落,牧場,繁殖,健康,祈願,御嶽,耳バン,雌牛,切込み,区別,印,雄牛,成牛,種付け,フクギの木,牧祝い,マキヨイ,春,秋,平久保,伊原間,久宇良
梗概(こうがい) 昔は、部落の後ろに小さな牧場があって、隅っこには、牛の繁殖と健康を祈願する小さな御嶽があった。昔は耳バンといって、雌牛だけ耳に小さな切込みを入れて、どこの家の牛か区別できるように印をつけておいた。雄牛は成牛になって種付けする前に牧場から出されてつながれていた。耳バンをつけるときは、牛の子供が生まれても自分勝手に付けてはならなかった。フクギの木に印をつけて各部落にまわし、同じ形の耳バンがないかどうか確認した。牧祝い(マキヨイ)のときはみんな集まって牛の繁殖と健康の祈願をして、耳に印のない牛を連れてきてみんなの前で認めて印をつけた。これは年に二回、春と秋に行なう。そしてその牧祝いのときには、牛や馬を一頭殺して皆で食べる。今でも平久保、伊原間、久宇良あたりでは行なっている。
全体の記録時間数 9:47
物語の時間数 8:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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