姥捨て山(共通語)

概要

昔の人頭税は酷だった。首里から役人が来て駐在すると、平民の女を賄い役として献上しなければならなかった。これは禁じられていたけど罰則がないから仕方なかった。しかしこれは平民にとっては名誉でもあった。またこの女の分は人頭税は免除された。しかしこの分は別の人に課されることになる。こういう時代の中で、年よりはなおさら邪魔者で、家にいるとその分まで税金も払わなければならないということで姥捨て山に捨てられた。首里の役人がある難題を出した。八重山の於茂登岳を首里にもってこいと難題。灰でなった縄を持ってこいという難題。大きな玉瓶にあちこち穴を開けて糸を通しなさいとかいう難題がいろいろ出された。しかし若い者は答えがわからなかったので、姥捨て山の年寄りの知恵を借りに行った。年よりは首里から於茂登岳を載せることのできる船を持ってきたら何とかしましょうという答えを授けてくれた。灰縄はまず縄をぬってから焼けばいいと言った。玉瓶は出口に砂糖を置いて、蟻に糸をつないで通せばいいという知恵を授けてくれた。やはり年よりは大事だと言うことがわかり、姥捨て山はなくなった。

再生時間:7:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O341165
CD番号 47O34C091
決定題名 姥捨て山(共通語)
話者がつけた題名
話者名 田本浩
話者名かな たもとひろし
生年月日 19240726
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T69 B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 人頭税,酷,首里,役人,平民の女,賄い役,献上,禁じられていた,名誉,免除,年寄り,邪魔者,姥捨て山,難題,八重山,於茂登岳,灰,縄,玉瓶,糸,若い者,知恵,大事
梗概(こうがい) 昔の人頭税は酷だった。首里から役人が来て駐在すると、平民の女を賄い役として献上しなければならなかった。これは禁じられていたけど罰則がないから仕方なかった。しかしこれは平民にとっては名誉でもあった。またこの女の分は人頭税は免除された。しかしこの分は別の人に課されることになる。こういう時代の中で、年よりはなおさら邪魔者で、家にいるとその分まで税金も払わなければならないということで姥捨て山に捨てられた。首里の役人がある難題を出した。八重山の於茂登岳を首里にもってこいと難題。灰でなった縄を持ってこいという難題。大きな玉瓶にあちこち穴を開けて糸を通しなさいとかいう難題がいろいろ出された。しかし若い者は答えがわからなかったので、姥捨て山の年寄りの知恵を借りに行った。年よりは首里から於茂登岳を載せることのできる船を持ってきたら何とかしましょうという答えを授けてくれた。灰縄はまず縄をぬってから焼けばいいと言った。玉瓶は出口に砂糖を置いて、蟻に糸をつないで通せばいいという知恵を授けてくれた。やはり年よりは大事だと言うことがわかり、姥捨て山はなくなった。
全体の記録時間数 7:28
物語の時間数 7:22
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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