オヤケ赤蜂(共通語)

概要

波照間の浜に赤毛の子が捨てられていた。これがオヤケ赤蜂で、津波の頃、大浜の村に移り住むようになった。赤蜂は大浜で酋長になりよい政治を行なっていた。現在の豊年祭のようなものでイリキャーアマリという祭りでは、男が丸裸になる。その祭りを首里から来た役人が見て、風紀が乱れると言って禁止した。それに反発した赤蜂は人頭税を納めなかった。宮古の豊見親は首里の応援をして赤蜂を攻めた。石垣島に上陸する時に松明に火をつけて移動すると、赤蜂はその方向に移動して待ち構えていた。しかし、この松明の火はおとりで、その逆の方向から島に侵入した。追われた赤蜂は、カマンニという所に行って松の木の下で休んでいたが見つかってしまいウチダの深い田んぼに隠れた。追っ手は探しきれなかったが、よくみると水の中から泡が出ていた。赤蜂はレンコンの茎を使って息をしていたのだった。赤蜂は見つかり殺された。大浜の後ろ、崎原公園の裏の浜辺にいっぱい岩が並んでいるところがある。そこには馬のひづめの跡や足跡が残っている。それがオヤケ赤蜂の足跡であるという伝説がある。赤蜂は立派な人格者だった。長田大主は自分の娘と赤蜂を政略結婚させた。その娘に赤蜂が寝ている間に殺せと命じたが、この娘は赤蜂の見方をした。それでこの娘に食いつぶすと言う意味でクイチャーという名前をつけた。

再生時間:5:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O341120
CD番号 47O34C088
決定題名 オヤケ赤蜂(共通語)
話者がつけた題名
話者名 竹盛生吉郎
話者名かな たけもりせいきちろう
生年月日 19160709
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19970311
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T67 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 波照間,赤毛,オヤケ赤蜂,大浜,よい政治,イリキャーアマリ,祭り,男,丸裸,首里,役人,風紀,禁止,反発,人頭税,宮古,豊見親,攻めた,石垣島,上陸,松明,おとり,侵入,カマンニ,ウチダ,深い田んぼ,レンコンの茎,崎原公園,浜辺,岩,馬のひづめ,足跡,伝説,立派な人格者,長田大主,娘,政略結婚,クイチャー
梗概(こうがい) 波照間の浜に赤毛の子が捨てられていた。これがオヤケ赤蜂で、津波の頃、大浜の村に移り住むようになった。赤蜂は大浜で酋長になりよい政治を行なっていた。現在の豊年祭のようなものでイリキャーアマリという祭りでは、男が丸裸になる。その祭りを首里から来た役人が見て、風紀が乱れると言って禁止した。それに反発した赤蜂は人頭税を納めなかった。宮古の豊見親は首里の応援をして赤蜂を攻めた。石垣島に上陸する時に松明に火をつけて移動すると、赤蜂はその方向に移動して待ち構えていた。しかし、この松明の火はおとりで、その逆の方向から島に侵入した。追われた赤蜂は、カマンニという所に行って松の木の下で休んでいたが見つかってしまいウチダの深い田んぼに隠れた。追っ手は探しきれなかったが、よくみると水の中から泡が出ていた。赤蜂はレンコンの茎を使って息をしていたのだった。赤蜂は見つかり殺された。大浜の後ろ、崎原公園の裏の浜辺にいっぱい岩が並んでいるところがある。そこには馬のひづめの跡や足跡が残っている。それがオヤケ赤蜂の足跡であるという伝説がある。赤蜂は立派な人格者だった。長田大主は自分の娘と赤蜂を政略結婚させた。その娘に赤蜂が寝ている間に殺せと命じたが、この娘は赤蜂の見方をした。それでこの娘に食いつぶすと言う意味でクイチャーという名前をつけた。
全体の記録時間数 13:03
物語の時間数 5:25
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP