黒島の山田家(共通語)

概要

黒島に漁場争いの話があるさね。これは山田の先祖と、それからもう一人の何とかいう主(すー)か海の水利権の争いがあったとき、力勝負で決めることになって、舟で沖まで漕いで行って沖からまた陸に向かって早く漕いで来た方がこの水利権を取るということになったそうです。それで山田という人は櫓の縄をクロツグの縄にしてでやったってね、また、もう一人は普通の山の蔓でやっていたら、その山の蔓を櫓の縄にしていた方は早く切れてしまったから漕げないさあね。だから山田という人が勝ったもんだからね、そのあたりの海の権利は山田家の権利になって誰かが海に降りる時はね、「今日は誰々が海に行くから。」と言って、一応山田に合図して出掛けてまた海から帰って来たら、「今日はどういう魚をどれだけ獲った。」といちいち報告していたそうです。

再生時間:3:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O341304
CD番号 47O34C100
決定題名 黒島の山田家(共通語)
話者がつけた題名 舟競走漁場争い
話者名 山田善照
話者名かな やまだぜんしょう
生年月日 19280508
性別
出身地 沖縄県石垣市字真栄里
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市真栄里 T79 A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 黒島,漁場争い,山田の先祖,力勝負,舟,水利権,櫓の縄,クロツグ,山の蔓,報告
梗概(こうがい) 黒島に漁場争いの話があるさね。これは山田の先祖と、それからもう一人の何とかいう主(すー)か海の水利権の争いがあったとき、力勝負で決めることになって、舟で沖まで漕いで行って沖からまた陸に向かって早く漕いで来た方がこの水利権を取るということになったそうです。それで山田という人は櫓の縄をクロツグの縄にしてでやったってね、また、もう一人は普通の山の蔓でやっていたら、その山の蔓を櫓の縄にしていた方は早く切れてしまったから漕げないさあね。だから山田という人が勝ったもんだからね、そのあたりの海の権利は山田家の権利になって誰かが海に降りる時はね、「今日は誰々が海に行くから。」と言って、一応山田に合図して出掛けてまた海から帰って来たら、「今日はどういう魚をどれだけ獲った。」といちいち報告していたそうです。
全体の記録時間数 3:29
物語の時間数 3:22
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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