昔、真栄里の畑に作物を植付けてもなかなか実らなかったので、村中の人が集まって、これは盗人が盗んでおるのではないかと考え、その盗人をどうしてつかまえるか、相談することになった。その結果、1人の若者が選ばれて、畑の番をすることになった。ところが、この若者は畑に行ったものの、畑のそばで寝ころんでなかなか盗人をつかまえてくれなかったので、年寄りの有志達の間で再吟味がなされ、今度は村の優秀な青年を何名か選んで交代で番をさせることになった。すると、ある日頭の毛が一本も生えていない年寄りが芋を掘って食べているのをみて、青年がつかまえてたたいてみると、マタのほうに何やら冷たい物を感じてそれがひっつくのでよく見てみると、それはタコであった。その大ダコを殺して、村人に配って食べさせたらそれ以来、真栄里の畑は作物が実るようになった。
| レコード番号 | 47O330690 |
|---|---|
| CD番号 | 47O33C049 |
| 決定題名 | 大ダコ退治(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 細工敏雄 |
| 話者名かな | さいくとしお |
| 生年月日 | 19050817 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石垣市真栄里 |
| 記録日 | 19760803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市真栄里4 T34-A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大ダコ退治,畑荒らし |
| 梗概(こうがい) | 昔、真栄里の畑に作物を植付けてもなかなか実らなかったので、村中の人が集まって、これは盗人が盗んでおるのではないかと考え、その盗人をどうしてつかまえるか、相談することになった。その結果、1人の若者が選ばれて、畑の番をすることになった。ところが、この若者は畑に行ったものの、畑のそばで寝ころんでなかなか盗人をつかまえてくれなかったので、年寄りの有志達の間で再吟味がなされ、今度は村の優秀な青年を何名か選んで交代で番をさせることになった。すると、ある日頭の毛が一本も生えていない年寄りが芋を掘って食べているのをみて、青年がつかまえてたたいてみると、マタのほうに何やら冷たい物を感じてそれがひっつくのでよく見てみると、それはタコであった。その大ダコを殺して、村人に配って食べさせたらそれ以来、真栄里の畑は作物が実るようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:53 |
| 物語の時間数 | 3:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |